パターン1:社長や工場長の確認待ちで見積が止まる
材料の取り方、加工順、設備の選択、外注の要否などが担当者の経験に依存していると、営業担当者は回答額を決められません。案件が重なると確認待ちの順番も分かりにくくなり、回答期限の近い依頼から処理できないことがあります。
金属加工の見積依頼、原価計算、技術確認、価格承認、納期回答を社内で管理するWebシステムの構成例です。
営業担当者が作成した見積案を、技術担当者と承認者が確認し、回答後の受注・失注や製造後の実績原価まで記録できます。
材料単価、歩留まり、段取り、加工時間、外注工程、検査、数量、希望納期など、見積ごとの確認項目が多く、判断できる担当者が限られている場合、依頼が重なると回答までの確認が増えることがあります。このページでは、過去実績と会社独自の係数・単価を参照し、計算根拠と承認履歴を残す画面例をご紹介します。
発注検討者向けの概算額は製造業向け概算見積シミュレーションでご覧いただけます。このページでは、社内の正式見積を作成・確認・回答する業務を扱います。既存の販売管理・生産管理・会計システムを置き換えず、見積回答に必要な部分だけを追加し、受注後は既存システムへ引き継ぐ構成も選べます。
以下の項目は、後半の「画面構成イメージ」と対応しています。
材料の取り方、加工順、設備の選択、外注の要否などが担当者の経験に依存していると、営業担当者は回答額を決められません。案件が重なると確認待ちの順番も分かりにくくなり、回答期限の近い依頼から処理できないことがあります。
材料単価や設備・人件費の基準が複数のExcelに分かれている場合、見積に使用した版を後から確認しにくくなります。この画面例では、価格を回答する前に単価の有効日と更新者を表示します。
図面、公差、材質、熱処理、検査方法などの未確定項目に仮の条件を入れて計算する場合は、その金額が確認前であることを明示する必要があります。この画面例では、不足項目と仮入力を表示し、担当者の確認前には正式見積を確定できないようにします。
品名や顧客名だけで過去案件を探しても、材質、寸法、数量、工程、公差が異なれば参考にできません。類似条件で検索し、見積時の加工時間と製造後の実績時間を並べて確認できると、次の見積条件を検討しやすくなります。
画面例の数値は説明用のサンプルです。画面には、案件状況、見積原価、提示価格、受注後の実績原価を表示します。
見積の総件数だけでなく、条件確認、原価計算、技術確認、価格承認、回答準備のどこに案件があるかを一覧にします。回答期限が近い案件、最低粗利率を下回る案件、材料単価の確認が必要な案件を優先して確認できます。
画面イメージ:見積案件ダッシュボード
システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。
顧客・案件・図面と、材料、母材寸法、取り数、歩留まり、加工工程、設備、段取り時間、1個あたりの加工時間、外注費を同じ見積番号へ記録します。会社で使用している計算式と係数を確認し、営業担当者が見積案を作れる画面にします。
画面イメージ:見積条件・加工工程入力
システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。
材料費、機械加工費、人件費、外注費、検査・梱包などの内訳を金額と構成比で表示します。顧客への提示額、現在の粗利率、会社で定めた目標・最低粗利率を並べ、価格調整や承認の要否を確認します。
粗利率が設定値を下回る場合は注意を表示し、承認者が理由を確認するまで正式見積を確定できないようにします。グラフだけで判断せず、金額と計算根拠も同時に表示します。
画面イメージ:原価内訳・粗利確認
システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。
材質、寸法、数量、工程、設備、公差、表面処理などから類似する過去案件を検索します。見積時の原価だけでなく、実際の材料使用量、段取り時間、加工時間、外注費も表示し、どの項目に差があったかを確認します。
類似案件がない場合は「該当なし」と表示します。条件の異なる案件を自動で参考値として混ぜず、検索条件を変更するか、新規の見積条件として確認します。
画面イメージ:類似案件・見積原価と実績原価の比較
システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。
営業担当者が作成した見積案に対して、技術担当者は加工可否・設備・工程・公差を確認し、承認者は提示価格・粗利率・例外条件を確認します。承認後に顧客へ回答し、受注・失注とその理由まで同じ案件へ記録します。
画面イメージ:技術確認・価格承認・納期回答
システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。
材料単価、設備・作業者の時間単価、歩留まり、段取り、外注、数量別条件、顧客別係数を登録します。適用開始日、更新者、変更理由を残し、どの版で見積を作成したか確認できます。
営業は依頼と図面を登録し、見積担当は原価を計算、技術担当は加工可否と工程を確認、承認者は価格と納期を確認します。役割ごとに編集できる項目と確定操作を設定します。
材料単価がない、必須条件が不足している、単価の有効期限が過ぎている、粗利率が最低条件を下回っている場合は、その理由を表示します。暗黙の初期値で正式見積を確定しません。
類似案件の見積原価と実績原価を比較し、材料使用量、段取り時間、加工時間、外注費の差を確認します。差があった理由を記録し、計算条件を改定する際の参考にできます。
受注した案件番号、品番、数量、価格、納期をCSVやAPIで販売管理・生産管理へ渡す構成を検討できます。二重入力を避ける範囲と、既存システム側に残す情報を事前に決めます。
「社長の頭の中にある見積の計算式」を一度にすべてシステムへ移す必要はありません。問い合わせが多く、計算条件を整理しやすい加工や製品群から始められます。
実績原価との比較、材料単価の外部取込、設備負荷との連携、受注後の販売管理・生産管理連携は、現在のデータ形式と運用方法を確認して追加範囲を決めます。
次の資料や情報が分かると、対象にする加工と必要な画面を具体的に検討できます。計算式が文書化されていない場合は、実際の見積例を見ながら条件を確認します。
製造業全体の活用例は製造業向けWebシステム活用アイデア、発注検討者へ概算額を案内する構成は製造業向け概算見積シミュレーションシステムの制作でもご覧いただけます。
この業務で確認しておきたい点と、個別開発の進め方・費用・保守についてまとめています。
材料の歩留まり・単価、段取り、工程、外注費などを積み上げ、利益を確認する構成です。過去の見積もりと実際の原価を比較し、今回の条件に合うかを担当者が確認して見積額を決めます。
技術条件、価格、納期の確認・承認と、顧客への回答を分ける構成です。未確認事項が残る計算結果を確定見積もりとして扱わず、どの条件で承認されたかを記録します。
はい。掲載画面は一例です。受付や進捗確認など、必要な部分から開発できます。現在の管理方法とお困りごとを伺い、画面構成をご提案します。初回相談と概略の構成案のご提案は無料です。Excelや帳票があれば参考にしますが、資料がなくてもご相談いただけます。
可能です。基幹システム、CRM、Excel、共有フォルダを残し、不足する機能を追加できます。正式なデータの保存先と更新担当・時点を決め、自動連携はAPIや出力機能を確認します。移行は項目の対応、重複・欠損、添付ファイルの状態を調べてお見積もりし、対象を限定する場合があります。公開後の機能追加にも対応できます。
認証、閲覧・更新権限、操作履歴、通信の暗号化、バックアップ、保存期間・削除方法、退職・契約終了時の利用停止を確認します。扱う情報、利用者、社外公開の有無、社内規程、サーバー環境に応じ、必要な対策と運用担当を設計時に決めます。
表示価格は「対象範囲例」を中心とした目安で、画面内の全ボタン・集計・通知・外部連携を含む価格ではありません。画面、項目、利用者、権限、通知、履歴などの対象範囲を見積書に記載します。複数シーンは共用機能と追加設計を確認し、初期開発費・月額保守費を算定するため、単純な合計にはなりません。
表示価格はすべて税別です。サーバー費用、外部API、ファイル保存、メール配信などの利用料は一律に含めていません。必要な費用を初期開発費・月額保守費と分け、正式なお見積もりで消費税を含む合計額をご案内します。
不具合の調査・修正、軽微な表示調整、利用環境・外部仕様の変更に伴う確認、運用相談などが対象例です。監視、バックアップ、セキュリティ更新、対応時間は構築先と重要度によって異なり、見積書・保守契約に範囲を明記します。画面や機能の追加は個別にお見積もりします。
必須ではありません。未契約でも調査・修正・機能追加を依頼ごとにお見積もりできます。ただし、優先対応、定期確認、対応時間の確保は月額契約と異なり、即時対応を保証するものではありません。扱う情報と業務への影響に応じて選べます。
原則として、現在の会社ドメインまたはサブドメインのサーバー内に構築します。PHP・データベース、容量、SSL、バックアップ、外部通信の制限などはこちらで事前確認するため、専門的な仕様を調べてから相談する必要はありません。安定運用が難しい環境では、必要条件と代替案をご案内します。
「社長や工場長の確認待ちで見積回答が遅れる」「材料価格や歩留まりを含む計算表が複数ある」「営業が見積案を作り、技術と承認者が確認できるようにしたい」といった段階でもご相談いただけます。現在の見積書、計算表、単価表、見積から受注までの流れを確認し、対象にする加工と必要な画面をご提案します。
同じ業種で検討できる、別の画面構成と情報の流れをご紹介しています。
受付、予約、顧客・案件管理、申請・承認など、必要な業務や機能に近いWebシステムの開発例をご紹介します。