業界別・見積項目テンプレート集

見積フォームの設計では、「どこまで聞くか」「何を必須にするか」がいつも議論になります。特にBtoBでは、業界ごとに前提となる情報が異なるため、汎用テンプレートだけでは現場にフィットしません。

ここでは、インテンスがこれまで支援してきた各業界の案件をベースに、業界別の見積項目テンプレートを整理します。実際のプロジェクトでは、ここからさらに削る/追加する前提でご覧ください。

この記事の対象読者
・業界特化型の見積フォームを企画しているWeb・営業企画担当
・現場から「項目が足りない/多すぎる」と指摘されているフォームの見直しをしたい方
・SFAや業務システムと連携する前提で、項目設計を整理したい情報システム部門

1. 共通の基本項目テンプレート

まず、どの業界でもほぼ共通で必要になる「基本項目」です。

この基本セットに加えて、業界別の前提条件・数量・環境などの項目を追加していきます。

2. 製造業・設備業向けテンプレート

2-1. 設備・機器の見積

2-2. カスタマイズ・ライン構築案件

3. 物流・倉庫業向けテンプレート

こうした項目は、物流会社側のシミュレーションやWMS設計に直結するため、見積時点からある程度の粒度で取得しておくと、後工程がスムーズになります。

4. ITサービス・SaaS向けテンプレート

インテンスが関わるWebシステムや業務システム開発でも、これらの情報を見積段階で取得しておくことで、要件定義フェーズのやり取りが大幅に軽くなります。

5. 医療・介護・学校向けテンプレート

5-1. 医療・介護

5-2. 学校・教育機関

まとめ

業界別の見積項目テンプレートを持っておくと、新規フォーム設計や改修のたびにゼロから項目を考える必要がなくなります。また、SFAや業務システムと連携する前提がある場合も、「どの項目をシステム側のフィールドと対応させるか」を事前に整理しやすくなります。

インテンスでは、業界ごとの現場ヒアリングを踏まえて、見積フォームのテンプレートとバックエンドのデータ構造を一体で設計することを重視しています。フォームの見直しを行う際は、「どの業界で」「どの情報が」「どの工程で必要になるか」という視点から項目を選定してみてください。

本記事は、Webシステム開発・スマホ自動変換「movo」・業務システム構築・フォームUX改善・EC支援を提供する 株式会社インテンスが、実際の開発プロジェクトで蓄積した知見をもとにまとめています。 株式会社インテンス(公式サイト)