動物病院のWeb予約と事前問診の設計|診療メニュー別に入口で迷わせない作り方

動物病院の予約が電話中心のままだと、診療中に受付が止まったり、聞き取りが長くなったりして、現場が落ち着きにくくなります。
一方で、予約をWeb化しても「何を選べばいいか分からない」「結局あとから電話が増える」形だと意味がありません。
ここでは、目的別の入口整理事前問診の取り方を軸に、院内で回る予約設計をまとめます。

この記事で整理すること
・診療/予防/健診/トリミング等を「入口」で分ける基準
・事前問診で“聞き漏れ”を減らす項目設計
・持ち物案内、キャンセル、来院前連絡のテンプレ化
・院内の一覧(当日予定・対応メモ)まで繋げる考え方

1. 入口は「症状」より「目的」で分ける方が迷いにくい

飼い主が最初に選びやすいのは、症状の細分類より「今日の目的」です。目的が決まれば、病院側も必要な聞き取りが絞れます。

「初診/再診」を最上段に置く
初診は聞き取りが増えます。入口で初診・再診を分け、初診だけ必須項目を増やすと、当日の受付がスムーズになります。

2. 事前問診は“長文”より「選択+短文」で揃える

事前問診を長文入力にすると、入力されないか、内容が読み取りづらくなります。現場で拾いたいのは、だいたい次の類です。

2-1. まずは安全確認(必須)

2-2. 次に当日を詰まらせる要因(任意でも効く)

入力負担を増やさないため、自由記述は「補足(200文字まで)」程度にして、基本は選択式に寄せた方が回ります。

3. 自動返信で「当日の説明」を先に渡しておく

Web予約の効果が出るのは、予約の受付だけでなく、同じ説明の繰り返しを減らせたときです。自動返信に載せたい定番は次です。

「電話が必要なケース」を明記する
夜間・緊急、呼吸困難、意識がない等はWeb予約より先に電話が必要です。入口にも自動返信にも、短い文で同じ注意を置くとトラブルが減ります。

4. 院内側は「当日一覧+メモ」で十分に効く

予約システムの価値は、院内側で“見える形”になったときに出ます。大がかりに始めなくても、次の2点が揃うだけで負担が下がります。

まとめ

動物病院のWeb予約は、単に予約枠を置くだけではなく、目的別の入口事前問診(選択中心)で「当日の詰まり」を減らすのが要点です。
自動返信で持ち物・注意事項まで先に渡し、院内は当日一覧とメモが見られる形にしておくと、電話や受付の負担が落ち着きやすくなります。

本記事は、Webシステム開発・スマホ自動変換「movo」・業務システム構築・フォームUX改善・EC支援を提供する 株式会社インテンスが、実際の開発プロジェクトで蓄積した知見をもとにまとめています。 株式会社インテンス(公式サイト)