動物病院向け(予防医療/健診/継続フォロー)

予防医療(ワクチン・フィラリア等)を“継続”させる管理(予防接種リマインド/次回予約・WEB予約)

Webシステムのカスタマイズ制作

フィラリア予防薬・ノミ/マダニ予防薬、混合ワクチン(犬5種/6種/8種・猫3種/4種)、狂犬病、健康診断―― こうした予防の案内が紙・電話・LINE・院内メモに分かれていると、「今月の対象は誰か」「次回はいつか」を確認だけでも手間がかかります。
電話や紙のメモだけに頼らず、WEB予約やLINE予約、モバイル診察券の通知と組み合わせることで、予防接種や予防薬の案内を、もっと抜けにくく回しやすい形にできます。
このページでは、ペット(患者)ごとに予防スケジュール/接種・投薬履歴/リマインドメール/飼い主ポータルサイト/健診結果→次回提案/慢性疾患の定期フォローを一か所で見られるようにし、 継続来院につなげやすくするWebシステム制作例を、画面構成イメージ(モック)とあわせてご紹介します。

予防医療(ワクチン・フィラリア等)を継続させる管理

こんな動物病院の方に向いています

  • フィラリア予防・ノミ/マダニ予防の対象抽出を、毎月ほぼ経験と記憶に頼って回している(一次診療)
  • 混合ワクチン(犬5種/6種/8種、猫3種/4種)の種類や次回期限が、院内メモや担当者ごとの管理に分かれている(予防医療)
  • 狂犬病(犬)の案内をハガキ・電話・LINEなど複数の方法で運用しており、抜けや重複が起きやすい(予防医療)
  • 飼い主から「次はいつ来ればいいですか」と聞かれるたびに、カルテや紙台帳を探している(受付/看護)
  • 健診結果を見て「再検査・フード・内服」などを提案しても、その場で終わってしまいやすい(健診)
  • 皮膚・心臓・腎臓など慢性疾患の定期フォローが、通常予約の中に埋もれて後回しになりやすい(継続フォロー)
  • 院内ではタブレットやスマホをよく使う一方、管理や集計はPCで確認したい(院長/事務)

このページで扱うシーン

ここで紹介するシーンは、下の「ダッシュボード(管理画面)構成イメージ集」に対応しています。

予防医療で起きがちな運用上の課題

パターン1: 今月の対象抽出が難しく、連絡が遅れがち(予防薬・ワクチン)

予防は「期限が来た子を漏れなく拾う」だけでも、意外と手間がかかります。
フィラリアやノミ/マダニなどが別々に管理されていると、対象が分散し、見落としも起きやすくなります。

パターン2: 混合ワクチンの種類(5種/6種/8種等)と次回期限が、院内で一致しない

受付では「混合ワクチン」、現場では「犬6種」「猫3種」など、呼び方が部署ごとに分かれやすいところです。
種類と期限を同じ画面で確認できるだけでも、案内の精度はかなり変わります。

パターン3: 飼い主への案内が電話・LINE・紙に分散し、「見たかどうか」が確認できない

連絡手段が複数あると、「送ったはず」「伝えたつもり」が起きやすくなります。
ポータルサイト側で未閲覧/既読が分かるだけでも、その後の対応を決めやすくなります。

パターン4: 健診結果のフォロー提案が、当日の説明で終わってしまう

健診で軽い異常が出たときほど、「次にいつ再検査するか」「生活面で何を見直すか」といった継続フォローが重要です。
結果と次回提案が患者単位で残るようにしておくと、次の来院にもつなげやすくなります。

パターン5: 慢性疾患の定期フォローが、予約枠の中で自然消滅しやすい

皮膚・心臓・腎臓などは「○週間後に再診」が大事でも、日々の診療に追われると先送りになりがちです。
フォロー対象の一覧と専用の枠があるだけでも、声かけの優先順位を付けやすくなります。

1分でわかる運用シナリオ

ここでは、「この流れで運用すると何が残るか」を短く確認できます。実際の現場で使いやすい一覧、テンプレ、次回提案など、手元に残る結果物もあわせて見られる構成です。

A予防接種/健診

案内漏れを減らしながら、当日の受付も慌ただしくしすぎないための「対象抽出 → 連絡 → 予約枠 → 受付メモ」の流れです。

1対象抽出(年齢・前回日) 2案内送信(SMS/メール) 3予約枠の確保 4当日受付メモ共有
結果物:未予約一覧(CSV想定)

対象患者、連絡手段、最終来院日、既読状況、予約状況を一覧化し、院内で確認できるようにします。

結果物:案内テンプレ(SMS/メール)

文面、注意事項、同意リンクをテンプレ化し、担当者ごとの書きぶりの差を減らします。

Bノミ・ダニ/フィラリア

薬の受け取り忘れや継続漏れを減らすための「配布記録 → リマインド → 受け取り確認 → 次回予定」の流れです。

1配布・処方の記録 2時期別リマインド 3受け取り確認 4次回予定を提示
結果物:継続状況ダッシュボード

月ごとの配布率、未受け取り件数、連絡済み件数などを、院内で共有しやすい形にします。

結果物:連絡履歴(誰が何を送ったか)

「連絡した/していない」を曖昧にせず、次に何をすべきか判断しやすくします。

C検査結果/次回提案

検査結果を「説明して終わり」にせず、再検査・食事・投薬・来院といった次の行動につなげるための流れです。

1結果入力・所見 2説明ポイント整理 3次回提案(候補日) 4共有(飼い主向け)
結果物:飼い主向け結果レポート

数値、所見、注意点、次回の目安を1枚で見返せる形にします(PDF想定)。

結果物:次回提案(候補日・優先度)

次に何をするかが記録として残るため、電話や口頭での確認を減らしやすくなります。

クリックで流れを確認できるミニデモ(疑似遷移)

ここでは実装そのものではなく、画面がどう切り替わるかを短く確認できるデモを用意しています。あわせて、「その時点で何が結果物として残るか」も下に表示します。

シナリオ
ステップ
予防接種/健診(入力)
デモ:画面の切替のみ

この操作の結果

対象が確定し、案内と予約枠の準備が進みます。

結果物(この時点で残るもの)

ダッシュボード(管理画面)構成イメージ集

シーン1

今日の予防対象を一枚で確認して、連絡・来院につなげたい(タブレット)

受付や看護スタッフがその場で判断しやすいよう、今日対応したい対象(期限間近/未実施)を一画面にまとめます。
フィラリア、ノミ・マダニ、混合ワクチン、狂犬病、健診、慢性疾患フォローなどを、同じ感覚で切り替えながら見られる想定です。

  • 今日の対象一覧(期限・未実施・連絡状況)
  • 院内で使っている呼び方での分類:犬6種/犬8種/猫3種 など
  • 連絡メモ(電話/LINE/メール)と「未閲覧」の把握
  • 患者(ペット)カード:体重・年齢・注意点・前回所見の要点
この操作の結果
優先して連絡したい患者が一覧で見え、未対応のまま期限を過ぎにくくなります。

画面イメージ:今日の予防対象ボード(タブレット想定)

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン2

予防スケジュール(投薬・接種)の期限を、月次で見える化したい(スマホ・タブレット)

月ごとの対象数を見ながら、「今月どこが多いか」「来月どこに山が来るか」を把握しやすくします。
予防薬はフィラリアノミ・マダニ、必要に応じてお腹の虫(駆虫)など、 院内で使っている分類に合わせて表示する想定です。

  • 月次の対象数・期限間近・未実施の集計
  • カテゴリー別(フィラリア/ノミダニ/混合/狂犬病/健診)での絞り込み
  • リマインダー方式(自動/手動)の切り替えイメージ
  • 連絡テンプレ(短文)と送信履歴
この操作の結果
今月期限が来る候補をまとめて出せるため、リマインド漏れを減らしやすくなります。

画面イメージ:予防スケジュール(月次一覧・期限集計)

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン3

飼い主ポータルで、履歴・次回期限・お知らせを安全に見せたい(スマホ・タブレット)

メール添付や口頭説明だけに頼らず、飼い主専用画面で「今やるべきこと」が分かる状態を作ります。
次回期限接種・投薬履歴、必要な資料(健診レポートPDFなど)を同じ場所で確認できる想定です。

  • ペット切替(多頭飼い)
  • 予防の状況(次回期限・期限間近の通知)
  • ファイルボックス(健診レポートPDF・説明資料)
  • 閲覧履歴(いつ開いたか)と「未閲覧」の把握
この操作の結果
飼い主自身が履歴や次回期限を確認できるようになり、問い合わせを減らしやすくなります。

画面イメージ:飼い主ポータル(スマホ想定)

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン4

予防薬カテゴリ(フィラリア/ノミダニ等)を整理して、処方・購入の履歴を確認したい(PC)

「どの薬を、いつ、どれだけ出したか」を、患者ごとに確認しやすい形にします。
カテゴリは院内の呼び方に合わせて、フィラリアノミ・マダニ/必要に応じて駆虫などでまとめる想定です。

  • 予防薬のカテゴリ別履歴(処方/購入/発送/院内受け取り)
  • まとめ買い(3か月/6か月/シーズン)などの運用イメージ
  • 次回目安と「未受け取り」の把握
  • 患者メモ(副反応・体重変動など)
この操作の結果
処方・購入の履歴が確認しやすくなり、未受け取りも把握しやすくなります。

画面イメージ:予防薬カテゴリ別の履歴・未受け取り管理

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン5

健診結果から次回提案(再検査・フード等)を、患者単位でまとめたい(PC)

健診結果は「説明した」で終わると、その後の提案までつながりにくくなります。
結果の要点と、次回の提案(再検査時期・生活面の提案・内服の目安)を患者単位で残し、説明の質と継続フォローを支える想定です。

  • 健診結果の要点(注意/経過観察/再検査目安)
  • 次回提案(再検査・フード・サプリ・歯科ケア等)
  • ファイルボックス(検査PDF・グラフ・説明資料)
  • 飼い主への説明メモ(短文)と閲覧状況
この操作の結果
検査結果と次の提案が患者ごとに残るため、説明内容にばらつきが出にくくなります。

画面イメージ:健診結果→次回提案(患者単位)

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン6

慢性疾患の定期フォロー枠を作って、リマインドと予約につなげたい(スマホ・タブレット)

皮膚(アトピーなど)・心臓・腎臓など、継続して診る必要がある子は、「予約枠」と「対象一覧」をセットで持つと運用しやすくなります。
未実施の一覧が見えるだけでも、どこから声をかけるべきか判断しやすくなります。

  • 慢性疾患フォロー対象一覧(次回予定・未予約)
  • フォロー枠(例:皮膚枠/心臓枠/腎臓枠)の週次ビュー
  • リマインダー(未予約・期限超過)と対応履歴
  • フォロー内容テンプレ(再診時チェック観点)
この操作の結果
定期フォローの対象が見えるようになり、予約やリマインドを回しやすくなります。

画面イメージ:慢性疾患フォロー枠・対象一覧(週次)

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

Webシステムでどう楽にしていけるか

  1. 1. 患者(ペット)単位で「予防の箱」を作る

    予防薬・ワクチン・健診を、患者ごとのまとまりとして見られるようにします。見る場所が増えないだけでも、確認の手間はかなり変わります。

  2. 2. 院内の呼び方(犬6種/猫3種等)で分類をまとめる

    画面上の選択肢を現場の言葉に合わせると、入力や確認で迷う場面を減らせます。

  3. 3. 月次で「今月の対象」を見える化し、連絡の優先順位を付ける

    期限間近や未実施が一覧で見えるようになると、どこから声をかけるべきか判断しやすくなります。

  4. 4. 飼い主ポータルで「未閲覧」を見える化する

    ポータルで情報を見てもらい、未閲覧が分かるだけでも、その後のフォローが進めやすくなります。

  5. 5. 健診結果は「要点+次回提案」をセットで残す

    結果だけで終わらず、次回の提案まで残しておくと、再検査や生活面の提案につなげやすくなります。

  6. 6. 慢性疾患は「対象一覧+フォロー枠」で回す

    次回予定が見えるようになるだけでも、未予約の拾い上げがしやすくなります。

小さく始めるならどこからか

最初から全部を入れるより、今いちばん負担になっているところから着手する方が現実的です。
初期段階では、次の2〜3点に絞って始めるケースが多く見られます。

  • 予防対象の抽出(フィラリア/ノミダニ/混合/狂犬病)+連絡履歴
  • 患者単位の履歴(接種・投薬)+次回期限の自動算出
  • 飼い主ポータル(次回期限・資料閲覧)+未閲覧の見える化

健診の運用を強めたい場合は、「健診結果→次回提案」を早めに入れると説明後のフォローにつながりやすくなります。
慢性疾患の患者が多い場合は、まずフォロー対象一覧だけでも持っておくと動きやすくなります。

ご相談いただくときのポイント

ご相談時には、次のような情報があると話を具体的に進めやすくなります。

  • 院内の呼び方(犬6種/犬8種/猫3種等)と、画面の選択肢で統一したい分類
  • 予防薬のカテゴリ分け(フィラリア/ノミダニ/駆虫など)と、その運用(まとめ買い、発送の有無)
  • 連絡手段(電話/LINE/メール)と、未閲覧の把握まで行いたいかどうか
  • 飼い主ポータルで見せたい範囲(履歴、次回期限、資料、簡易メッセージ)
  • 健診の運用(結果の渡し方、再検査目安、提案テンプレ)
  • 慢性疾患フォローの対象(皮膚、心臓、腎臓など)と、フォロー枠の作り方
  • 入力端末(タブレット中心か、PC中心か)と、現場で入力できる情報の粒度

導入までの流れ(例)

  1. 予防医療(ワクチン/予防薬/健診)でどこに負担が出ているか、また院内で使っている分類や呼び方を伺います。

  2. まずまとめる範囲(対象抽出+連絡、ポータル、健診フォローなど)を決め、画面構成と必要項目を整理します。

  3. 混合ワクチンの種類や予防薬カテゴリなどを、現場の言葉に合わせて選択肢と期限ロジックに落とし込みます。

  4. テスト環境で操作感を確認し、受付や看護が最短で見たい項目を中心に調整します。

  5. 本番反映後、連絡・閲覧確認・継続フォローのルールを決めて運用開始となります。

動物病院の予防・継続フォローのWebシステム制作について相談したい方へ

「今月の対象が拾いにくい」「混合ワクチンの種類と期限が院内で一致しない」「健診フォローが続かない」――そうした日々の運用の悩みから、一緒に整理していけます。

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