動物病院の予防・健診リマインド設計|ワクチン・フィラリア等の案内を「抜けなく」回す
予防や健診は、病院側が「伝えたつもり」でも、飼い主側は日々忙しく、時期が過ぎてから気づくことがよくあります。
案内がハガキや口頭だけだと、確認の電話が増えたり、スタッフごとのメモに寄って抜けが出たりします。
ここでは、飼い主が自分で見返せる案内と院内で対象者を追える一覧をセットにして、無理のないリマインド運用に落とし込みます。
この記事で整理すること
・予防/健診を「月ごと・犬猫別」に見せる案内ページの作り方
・リマインド配信(メール/LINE等)を“やり過ぎない”頻度で回すコツ
・院内の対象者リスト(未実施・要連絡)と対応履歴の残し方
・問い合わせ電話を減らすFAQの置き方
1. まず「案内ページ」を用意して、電話確認の逃げ道を作る
いきなり個別通知を作り込む前に、飼い主が迷ったときに辿り着ける案内ページがあるだけで、確認の電話は減りやすくなります。
- 犬/猫で分ける:対象が違う説明を混ぜない
- 月ごとに並べる:「今月やること」が一目で分かる
- 注意事項を短く:副反応の目安、体調不良時の連絡先など
案内ページは「院内の説明」と同じ言い回しにする
紙の掲示・口頭説明・Webの説明がバラバラだと、飼い主が混乱します。院内でよく使う言葉に揃え、文章は長くしない方が伝わります。
2. リマインド配信は「対象者を絞る」と負担が増えにくい
配信を増やしすぎると、飼い主側の通知疲れが起きます。運用が続く設計にするなら、対象者の絞り込みが先です。
2-1. 絞り込みの例
- 前回の実施から一定期間が経過
- 該当月の対象(フィラリア期など)
- 未実施(予約が入っていない)
2-2. 文章は「結論→リンク→連絡先」で十分
- 今月の案内(例:予防の時期)
- 詳しい説明ページへのリンク(案内ページ)
- 予約・相談の連絡先(Web予約があるならそこへ)
3. 院内は「対象者リスト」と「対応履歴」で回す
現場で効くのは、誰に声をかけたか、誰が対応したかが残ることです。大きな仕組みにしなくても、次の2つで十分に差が出ます。
- 対象者リスト:今月の未実施、要連絡、予約済み
- 対応履歴:連絡日、結果(予約済/保留/不要)
「不要」や「他院で実施」も記録する
連絡対象から外れる理由が残っていないと、翌月また同じ連絡が発生します。不要理由を短い選択肢で残すだけで、ムダな連絡が減ります。
4. 「よくある質問」を先に出すと問い合わせが整う
予防・健診は質問が似ます。電話や受付の説明を減らすなら、案内ページの下に短いQ&Aを置くのが早いです。
- 体調が悪いときはどうするか
- 予約なしでも受けられるか(病院の方針)
- 副反応の目安と連絡の判断
- 当日の持ち物(保険証、過去資料など)
まとめ
予防・健診の案内は、個別の通知を頑張るより先に、飼い主が見返せる案内ページと院内の対象者リスト+対応履歴を揃える方が効果が出やすいです。
「いつ何をやればいいか」が見える形になると、確認の電話が減り、予約や相談も整理しやすくなります。
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