動物病院の検査結果・説明資料の共有ページ設計|メール添付を減らし、閲覧履歴でフォローする
検査結果や説明資料は、紙で渡すと紛失されやすく、メール添付だと「どれが最新版か」「家族に共有できない」「探せない」が起きがちです。
また、説明を読めていないまま不安になり、電話が増えるケースもあります。
ここでは、飼い主が落ち着いて見返せる共有ページを軸に、資料共有・履歴・閲覧状況の扱いまで整理します。
この記事で整理すること
・検査結果や説明資料を「ページ化」する基本構造
・PDF/画像の共有と、公開範囲(見せ方)の考え方
・閲覧履歴(見た/見てない)を“追い込みに使わない”運用
・問い合わせを減らす導線(よくある質問・再受診目安)
1. 共有ページは「結果」より「説明」を先に置く
飼い主が知りたいのは、数値そのものより「何を意味するか」「次に何をすればいいか」です。ページは次の順番が分かりやすいです。
- 要点:今回の結論(例:経過観察/追加検査/治療継続)
- 注意点:自宅で見てほしい症状、緊急連絡の判断
- 資料:PDF、画像、説明図(必要なものだけ)
- 次回の目安:再診・再検査のタイミング
「専門用語の辞書」を作り過ぎない
説明を丁寧にしようとして用語解説が増えると、読む側が疲れます。よく出る用語だけ短く補足し、核心(次にやること)を目立たせる方が伝わります。
2. メール添付をやめるなら「リンクで案内」が一番ラク
メール添付を減らすコツは、資料を送るのではなく「見に来てもらう」導線に揃えることです。
- 診察後に渡すのは、URL(またはQR)
- ページ側に資料(PDF/画像)をまとめる
- 差し替えが必要でも、リンク先を更新すれば済む
3. 公開範囲は「飼い主が家族に見せる」前提で考える
動物医療は家族で判断することが多く、共有しやすさが重要です。とはいえ何でも公開にすると危険です。現実的には次の線引きが扱いやすいです。
- 一般説明:公開ページ(院内方針・検査の見方)
- 個別資料:専用URL(推測されにくいリンク)+期限
- より慎重な資料:ログイン必須、閲覧制限
4. 閲覧履歴は「催促」ではなく、説明の改善に使う
閲覧履歴(見た/見てない)を取れると便利ですが、追い込みに使うと反感が出ます。おすすめは次の使い方です。
- 見られていないページは「冒頭の要点」が分かりにくい可能性
- よく見られている箇所は、院内説明の補助として効いている
- 問い合わせが多いテーマは、Q&Aを先に出す
「再受診の目安」を書くと電話が減る
飼い主が不安になるのは、判断基準がないときです。「この症状が出たら連絡」「この範囲なら様子見」など、病院としての目安を短く書くと、夜間の確認電話が落ち着きます。
まとめ
検査結果や説明資料の共有は、紙やメール添付に頼るほど、探せない・最新版が分からない・家族に共有しづらい問題が出やすくなります。
共有ページを用意し、要点→注意点→資料→次回目安の順に揃えると、飼い主の理解が進み、問い合わせも整理されます。
閲覧履歴は“催促”ではなく、説明の改善に使う運用が現実的です。
本記事は、Webシステム開発・スマホ自動変換「movo」・業務システム構築・フォームUX改善・EC支援を提供する
株式会社インテンスが、実際の開発プロジェクトで蓄積した知見をもとにまとめています。
株式会社インテンス(公式サイト)