動物病院の継続薬・フードの受け渡し管理|リフィル受付をWeb化して電話確認を減らす

継続薬や予防薬、療法食の受け渡しは、件数が増えるほど「在庫ありますか」「いつ受け取れますか」「量はどれですか」の電話が増え、受付の負担になりやすい領域です。
この手の運用は、診療予約ほど複雑にしなくても、受付(依頼)→準備→連絡→受け渡しの流れが見えれば回ります。ここではその設計をまとめます。

この記事で整理すること
・継続薬/フードのWeb受付フォームの項目設計(取り違え防止)
・院内のタスク一覧(準備中/連絡待ち/受け渡し済み)
・準備完了の連絡テンプレと受け取り日時の調整方法
・履歴の残し方(いつ誰に何を渡したか)

1. 受付フォームは「識別」と「確認」を先に置く

取り違えが怖い領域なので、自由記述を増やすより、識別に必要な項目を先に置く方が安全です。

「診察が必要なケース」を入口で分ける
継続薬でも、状態変化がある場合は診察が必要です。フォーム内に「最近の変化(食欲/嘔吐/下痢など)」を短い選択で置き、該当時は診療予約へ誘導すると安全です。

2. 院内側は「タスク一覧」で滞留を見える化する

運用が崩れるのは、誰が準備して、誰が連絡して、どこで止まっているかが見えないときです。ステータスは増やしすぎず、3〜4段階で十分です。

3. 連絡は「準備完了」を起点にして短くする

連絡文は長くすると読まれません。必要なのは、いつから受け取れるか、受け取り方法、注意点(必要なら)です。

「取り寄せ」こそ履歴が効く
取り寄せが絡むと、電話が往復しがちです。依頼→発注→入荷→連絡の履歴が残るだけで、受付での確認時間が短くなります。

4. 履歴は「トラブル時の確認」に役立つ形にする

普段は見返さなくても、行き違いが起きたときに効きます。履歴は最小でいいので、次が残ると安心です。

まとめ

継続薬・フードの受け渡しは、Web予約ほど大きな仕組みにしなくても、受付→準備→連絡→受け渡しが見える形になれば、電話確認がかなり整理されます。
フォームは識別に必要な項目を先に置き、院内はタスク一覧で滞留を見える化し、履歴は最小限で残す。これだけでも運用が安定しやすくなります。

本記事は、Webシステム開発・スマホ自動変換「movo」・業務システム構築・フォームUX改善・EC支援を提供する 株式会社インテンスが、実際の開発プロジェクトで蓄積した知見をもとにまとめています。 株式会社インテンス(公式サイト)