動物病院の継続薬・フードの受け渡し管理|リフィル受付をWeb化して電話確認を減らす
継続薬や予防薬、療法食の受け渡しは、件数が増えるほど「在庫ありますか」「いつ受け取れますか」「量はどれですか」の電話が増え、受付の負担になりやすい領域です。
この手の運用は、診療予約ほど複雑にしなくても、受付(依頼)→準備→連絡→受け渡しの流れが見えれば回ります。ここではその設計をまとめます。
この記事で整理すること
・継続薬/フードのWeb受付フォームの項目設計(取り違え防止)
・院内のタスク一覧(準備中/連絡待ち/受け渡し済み)
・準備完了の連絡テンプレと受け取り日時の調整方法
・履歴の残し方(いつ誰に何を渡したか)
1. 受付フォームは「識別」と「確認」を先に置く
取り違えが怖い領域なので、自由記述を増やすより、識別に必要な項目を先に置く方が安全です。
- 飼い主情報:氏名、電話、(任意でメール)
- ペット情報:名前、犬/猫、体重帯(目安)
- 依頼内容:継続薬/予防薬/療法食(選択)
- 数量:選択式(例:1週間/2週間/1か月 等)+補足
- 受け取り希望:候補時間帯(午前/午後/夕方)
「診察が必要なケース」を入口で分ける
継続薬でも、状態変化がある場合は診察が必要です。フォーム内に「最近の変化(食欲/嘔吐/下痢など)」を短い選択で置き、該当時は診療予約へ誘導すると安全です。
2. 院内側は「タスク一覧」で滞留を見える化する
運用が崩れるのは、誰が準備して、誰が連絡して、どこで止まっているかが見えないときです。ステータスは増やしすぎず、3〜4段階で十分です。
- 受付済:依頼が入った状態
- 準備中:在庫確認・取り寄せ・セット作成
- 連絡済:受け取り案内を送った
- 受け渡し済:完了(履歴として残る)
3. 連絡は「準備完了」を起点にして短くする
連絡文は長くすると読まれません。必要なのは、いつから受け取れるか、受け取り方法、注意点(必要なら)です。
- 準備完了のお知らせ(受け取り可能な日時)
- 受け取り場所(受付で氏名・ペット名を伝える等)
- 不足がある場合(取り寄せ日、次回連絡の目安)
「取り寄せ」こそ履歴が効く
取り寄せが絡むと、電話が往復しがちです。依頼→発注→入荷→連絡の履歴が残るだけで、受付での確認時間が短くなります。
4. 履歴は「トラブル時の確認」に役立つ形にする
普段は見返さなくても、行き違いが起きたときに効きます。履歴は最小でいいので、次が残ると安心です。
- 受付日時、依頼内容(薬/フード、数量)
- 準備完了日時、連絡日時
- 受け渡し日時、対応者メモ(任意)
まとめ
継続薬・フードの受け渡しは、Web予約ほど大きな仕組みにしなくても、受付→準備→連絡→受け渡しが見える形になれば、電話確認がかなり整理されます。
フォームは識別に必要な項目を先に置き、院内はタスク一覧で滞留を見える化し、履歴は最小限で残す。これだけでも運用が安定しやすくなります。
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