問い合わせフォームや資料請求フォームの「送信完了ページ(サンキューページ)」は、単なるお礼表示ではなく、次のアクションを設計できる重要なポイントです。本記事では、メッセージ内容・レイアウト・導線・計測の観点から、汎用的に使える設計指針を整理します。
サンキューページには、一般的に次の役割があります。
「受け付けました」の一文だけで終わらせるのではなく、どの役割にどれだけ比重を置くかをあらかじめ決めておくと設計しやすくなります。
まずは、ユーザーが不安にならないように、次のような内容を明確に記載します。
「通常◯営業日以内にご返信いたします」「◯時までのお問い合わせには当日中にご連絡します」など、具体的な対応目安を示すことで、不要な再問い合わせを減らせます。
医療・葬祭・インフラ・BtoB障害連絡など、緊急度が高い問い合わせが含まれる場合は、「お急ぎの方はこちらへお電話ください」といった文言と電話番号を掲載しておくと安心感が高まります。
リンクを並べすぎると、かえって何もクリックされない状態になりがちです。優先度の高い導線を1〜2個に絞るほうが効果が出やすくなります。
外部サイトへの誘導よりも、まずは自社ドメイン内で回遊してもらうほうが、ドメイン全体の評価にも寄与しやすくなります。
フォーム画面とサンキューページのトーンが極端に違うと、「別サイトに飛ばされた」と感じることがあります。ヘッドライン・ボタン色・余白感など、最低限の統一感は持たせておきます。
スマホでは長文の説明が読まれにくくなるため、
多くのケースで、サンキューページはコンバージョン計測の基準URLになります。GAなどの計測設定では、URL単位での管理がしやすい構成にしておくと便利です。
次のような違いでABテストを行うと、サンキューページからの回遊率を改善できます。
お問い合わせ完了ページ(サンキューページ)は、フォーム改善の中で見落とされがちな領域ですが、「安心感の提供」「次アクションの提示」「計測ポイント」という3つの役割を意識することで、サイト全体の成果に大きく貢献します。業種別の個別ページとは別に、汎用的な設計指針として整理しておくことで、今後のフォーム・LP改善にも横展開しやすくなります。