美容クリニックでは、カウンセリングの質がそのまま施術満足度や成約率につながります。 一方、予約時点での情報が少ないと、「当日ヒアリングに時間がかかる」「希望と予算が合わない」といったギャップも生まれがちです。 本記事では、カウンセリング予約フォームと事前問診フォームをどう設計するか を整理します。
カウンセリング予約フォームでは、次のような項目を押さえておくと、当日の対応がスムーズになります。
時間枠の設計は、 見学・相談予約フォームの希望日入力パターン比較 で整理しているパターンをベースに、「初回カウンセリングは◯分枠」「再診は◯分枠」といった区別を行うと分かりやすくなります。
事前問診では、医療情報を扱うため、「カウンセリングの質」「安全性」「個人情報保護」 のバランスが重要です。
これらをすべて必須にすると負担が大きくなるため、 問い合わせフォームの必須・任意項目の基準設計 の考え方を応用し、「医療安全上必要な項目」「カウンセリング準備のために欲しい項目」を切り分けるとよいでしょう。
顔や身体の写真を事前に送ってもらうことで、当日のカウンセリングがスムーズになるケースも多くあります。 ただし、プライバシー性が高いため、次のような配慮が必要です。
写真アップロードのUI自体は、 サンキューページのメッセージ例とNGパターン集 で触れている「送信後の安心感」とセットで考えると、ユーザー側の心理的ハードルを下げやすくなります。
事前問診の内容は、そのまま「誰がカウンセリングに入るべきか」の判断材料になります。
こうしたアサインロジックは、 担当者割当ロジックの作り方(自動・手動・混在) で紹介している考え方を応用し、「自動判定+最終的にはスタッフが微調整」という構成にしておくと運用しやすくなります。
カウンセリング予約・事前問診フォームは、来院後のカルテ・施術履歴・写真管理・リコールメールなどと組み合わせて設計する必要があります。
こうした全体像については、 歯科・皮膚科・美容クリニック向けWebシステム活用アイデア で、問診フォーム・予約・症例紹介ページを含めた構成例として整理しています。 インテンスでも、既存の電子カルテや予約システムと連携しつつ、 「Web側はできるだけ患者さんの負担を減らし、現場のオペレーションにうまく流し込む」構成を取ることが多くなっています。
美容クリニックのカウンセリング予約フォームと事前問診は、 「来院前の期待値調整」と「安全性の確保」の両方の役割を担います。 希望メニュー・悩みの種類・ダウンタイム許容度・予算感といった情報を、 負担になりすぎない範囲で整理してもらい、 その内容をもとにカウンセラー・ドクターを適切にアサインすることで、 当日のカウンセリングの質を高めることができます。
まずは、現場スタッフが「事前に分かっていると助かる」と感じている情報を洗い出し、 それをフォームとカルテの両方にどう反映するかを検討するところから、 自院に合ったカウンセリング予約・事前問診の仕組み作りを始めてみてください。