確認メールに入れておくべき情報チェックリスト

フォーム送信後に届く「確認メール」は、ユーザーにとっては「申し込み内容の控え」であり、 運営側にとっては「トラブルを減らすための保険」です。 ところが実務では、「お問い合わせありがとうございました」だけの簡易なメールで済ませているケースも少なくありません。

このページでは、問い合わせ・資料請求・見学予約・イベント申込などで共通して、 確認メールに入れておきたい情報をチェックリスト形式で整理します。

想定している確認メール
・問い合わせ受付完了メール
・資料請求受付メール
・見学・相談予約の受付メール
・セミナー・イベント申込の受付メール

1. 共通で必須の「基本情報」

まず、どの種類のフォームでも共通して必要になる基本情報です。

これらが入っていることで、「本当に受け付けられたのか」「どの内容で送信したのか」をユーザー自身が確認できます。

2. 今後の流れ・連絡手段に関する情報

次に重要なのは、「このあとどうなるのか」を明確にすることです。

特に BtoB や不動産・葬祭・医療など、「連絡が来ないと不安になりやすい」業種では、 この部分を具体的に書いておくだけで、問い合わせの二重送信や確認電話を減らせます。

3. イベント・見学予約で必須の項目

イベントや見学予約の確認メールには、当日のトラブルを防ぐための情報が欠かせません。

学校のオープンキャンパスや施設見学では、学校向けホテル向けシステム開発例 にあるような、 専用の案内ページと連動させておくと、メールが長くなりすぎずに必要情報を届けやすくなります。

4. ユーザーが「次にできること」を1つだけ提案する

確認メールは、単に受付を知らせるだけでなく、「次の一歩」を促す場としても使えます。

例えば製造業向けの資料請求であれば、製造業向けWebシステム活用アイデア のような、 活用イメージを紹介するページへのリンクを 1 本だけ添えておくと、返信までの待ち時間も有効活用してもらえます。

まとめ

確認メールにどこまで情報を入れるかは、「控えとしての役割」と「不安の解消」という2つの観点で考えると整理しやすくなります。 基本情報・今後の流れ・当日の案内・次の一歩――この4つのブロックをベースに、業種ごとの事情に合わせて調整していくことで、 ユーザーにも運営側にもストレスの少ないフォローが実現できます。

本記事は、Webシステム開発・スマホ自動変換「movo」・業務システム構築・フォームUX改善・EC支援を提供する 株式会社インテンスが、実際の開発プロジェクトで蓄積した知見をもとにまとめています。 株式会社インテンス(公式サイト)