「予約した便が来ない」「予約していない便が来る」「受付が混んで庫内が止まる」——よくある話です。
この混乱の根は、予約(計画)と受付(実績)を同じ箱で扱っていることにあります。
分けてしまうと、意外なほど現場が楽になります。
予約に「来た・来ない」を背負わせると、予約データが汚れて崩れます。受付は受付で、到着後の状態だけを正にします。
荷待ちの計測は、予約と受付が分かれている方が正確に出ます(区切り)。
予約便が来たら、自動で紐づくのが理想ですが、100%は無理です。現実的には次の順で照合します。
ここで効いてくるのが、配車変更の履歴です(履歴)。変更が残っていると照合が速いです。
バース予約と入場受付を分けると、現場の役割が整理され、変更に強くなります。
株式会社インテンスで設計するなら、予約(計画)と受付(実績)の箱を分け、荷待ちの区切り(記録)とセットで回すと、改善が回り始めます。