荷待ちは「長い/短い」で終わらせると改善しません。重要なのは、どの工程で待っているかです。
到着したのに受付が回っていないのか、呼出が遅いのか、接車できないのか。原因が分かれば、打ち手が変わります。
到着〜完了の総時間だけだと、現場は「忙しかった」「混んでた」になりがちです。
区切りを入れると、詰まっている場所が“数字で”出ます。これが改善の出発点になります。
最初から細かくしすぎると入力が止まります。現場で押さえやすい6点から始めます。
よく追加されるのは次のようなポイントです。増やす理由があるところだけ入れます。
時刻を手入力させると必ずブレます。運用としては、ステータスボタンで打刻が強いです。
責任分界が自然に分かれ、入力が続きます。スマホ入力は 庫内進捗の落とし穴 も合わせて読むと設計ミスが減ります。
改善は、平均だけ見ても動きません。「上位(遅い便)」を見て原因を潰すのが早いです。
荷待ちは、区切りを入れないと改善できません。6点の区切りから始め、ボタン打刻で入力負担を減らし、区切り別の上位を潰す。
株式会社インテンスで作る場合も、配車履歴(履歴)や例外請求(付帯)と繋げると、「数字が現場の言い訳に負けない」運用になります。