スタジオや運動スクールでは、レッスン後に復習メニューやフォーム確認用の動画リンクを渡すことがあります。
ただ、メッセージアプリやメールの流れの中に入れてしまうと、会員があとから探しにくくなります。
次回のレッスンで「動画はどこでしたか」と探すところから始めないために、宿題メニュー、動画リンク、目安日、実施報告を会員単位で確認できる画面にまとめます。
このページでは、スタッフが課題を作成し、会員が取り組みを報告し、担当者が次の指導内容を確認する流れを扱います。ページを開いた記録、本人の報告、スタッフの確認は、それぞれ別の情報として管理します。
たとえば1回のセッションで渡す復習内容を、1つの宿題セットにまとめます。メニューの行数や動画の本数を一律に固定せず、担当者が今回取り組む内容と補足資料を分けます。
各メニューには回数・目安時間・頻度に加え、その会員に伝えた注意点と、次回に確認したい点を記載します。回数などの数値は指導内容に応じて担当者が設定する情報です。
種目名、回数、セット数、目安時間を短く記載します。
最初に見る動画と補足動画を区別して表示します。
次回レッスン日など、担当者と確認する目安を表示します。
動画を見たか、メニューを試したか、質問があるかを記録します。
動画リンクを複数渡す場合、会員にとっては全部が同じ重さに見えます。
「まず見る動画」「余裕があれば見る動画」を分けると、取り組む順番が分かりやすくなります。
| 区分 | 表示例 | 会員に伝わること |
|---|---|---|
| まず見る | フォーム確認動画 1本 | 次回までに最初に確認する動画が分かる。 |
| 担当者が設定した種目・回数・注意点 | 自宅で何をどれくらいやればよいか分かる。 | |
| 補足 | 余裕があれば見る解説動画 | 必須ではない情報として受け取れる。 |
| 確認 | 動画の報告・実施の報告・確認依頼 | 次回レッスン前にスタッフが状況を確認できる。 |
会員トップに宿題の入口を固定し、通知のリンクからも同じ宿題セットを開く構成にします。
現在取り組むセットと過去の履歴を分けます。新しいセットを作成しただけで、過去の未報告分を実施済み扱いにしないようにします。
ここでは、提出を必須にしない復習課題を例に、担当者と確認する日を目安として表示します。提出が必要なコースでは、提出条件と未提出時の対応を別に決めます。
目安日を過ぎたことと、会員が実施していないことは同じではありません。日付だけで未実施へ変更せず、報告の有無と実施内容を分けて確認します。
※課題の公開期限と取り組みの目安日は別の情報です。目安日を過ぎた時に動画を見られなくするかどうかも、別に決めます。
会員画面では、現在取り組む宿題セットを先頭に表示します。
以下は表示構成の例です。メニューと注意点、動画、報告の入口を同じセットの中に置きます。内容や動画の長さは説明用の例で、実際の指導内容は担当者が設定します。
レッスンで確認した動きを復習します。回数と注意点は、担当者からのメニューをご確認ください。
取り組みを記録するフォーム確認動画:1分20秒。動き出しの姿勢を確認してください。
動画を見る余裕がある場合だけ、呼吸の入れ方も確認できます。
実施した/一部だけ/今回は見送った、から記録できます。質問や確認依頼は別に送れます。
宿題ページを開いた記録だけでは、動画を見たか、内容を理解したか、運動したかは分かりません。
本人が選んだ報告と操作の記録を分け、記録がない場合は「未記録」と表示します。動画側の情報を取得できない場合も、未視聴へ置き換えないようにします。
体調に関する相談を受け付ける場合は、確認できる担当者と対応方法を決めます。無回答を「問題なし」と扱ったり、報告だけで運動内容や負荷を自動決定したりしない構成にします。確認依頼が届いた時点で担当者へ知らせ、次回予約の前日まで通知を保留する設計とは分けます。
入力途中で離れた場合の再開は、途中保存と再開リンクの設計も参考になります。下書きと送信済みを区別し、保存に失敗した場合は「報告済み」に変更せず、再送できる案内を表示します。修正報告を受け付ける場合は、訂正前後と更新日時を確認できるようにします。
配布翌日、週1回、予約前日などは通知タイミングの例です。すべてを併用する前提にせず、配布時の案内で足りるか、利用頻度や会員の希望に応じて追加するかを決めます。
通知には対象の宿題セットへの入口と、今回確認してほしい点を記載します。個別の体調や相談内容は通知文に載せず、ログイン後に確認する構成を検討します。
通知の組み立ては 通知・リマインド設計、文面の管理は 通知テンプレート管理の設計 が参考になります。
配信失敗や再送待ちは、本人が未確認であることとは別の状態です。失敗した通知を際限なく再送せず、再試行条件と担当者が確認する条件を決めます。予約の変更後や課題の取り下げ後に、古い通知が送られないことも確認します。
スタッフ画面では、報告がない会員と、本人から対応を求められている会員を区別します。未記録の会員には入力方法や動画の閲覧に問題がないかを確認し、確認依頼は担当者が内容を確認して対応します。
会員が実施報告を送ったことと、スタッフの確認が完了したことも別です。担当者、対応日時、確認結果、次に確認する点を記録します。
画面内の人数は説明用の架空の例です。今週の配布対象会員について集計した想定で、実施報告・動画の未記録・確認依頼・コメントは重複する場合があります。合計を会員数として扱いません。
フォーム動画や補足資料を増やしていく場合、動画URL、PDF、画像の管理方法も決めておきます。
外部動画サービスのURLを使うのか、自社サーバーにアップロードするのかで、容量や公開範囲の扱いが変わります。
YouTubeの「限定公開」は、リンクを知る人が視聴・再共有できる設定です。会員ページにリンクを置いただけでは、動画そのものの視聴者を会員だけに制限できません。YouTube公式ヘルプの公開設定を確認し、共通の見本動画と、会員個人が映る動画で共有方法を分けて検討します。
動画の削除、公開範囲の変更、リンク切れで開けない場合は、スタッフへ知らせる入口を用意します。閲覧できない状態を会員の未実施と扱わず、担当者が代替の説明や動画を案内できるようにします。
添付の容量や共有方法は ファイル添付の設計 が参考になります。
宿題メニューは、作って送るだけでは終わりません。
トレーナーが宿題を作成・公開し、会員が確認して取り組みを報告し、スタッフが次回の確認事項を記録する流れにします。公開前の下書き、会員への配布、本人の報告、スタッフの確認を別々に管理します。
メニュー、注意点、動画リンクを1セットで登録します。
会員トップから最新セットを確認できるようにします。
配布・予約・報告の状態と、配信の希望を確認して案内します。
動画を見たか、実施したか、確認してほしい点があるかを報告します。
スタッフが報告や確認依頼を読み、対応結果と次回の確認事項を記録します。
宿題メニューは、注意点、見本の動画、次回確認する点を1つのセットとして渡します。会員トップと通知から同じセットへ進めるようにし、取り組む順序を説明します。
ページの閲覧、本人による動画・実施の報告、スタッフの確認は別の情報です。未記録を未実施と決めつけず、予約変更、動画の閲覧不可、通知の失敗なども区別して確認します。
メニュー、注意点、動画、目安日、次回確認する点をまとめます。
最新の宿題を会員トップから開けるようにし、探す時間を減らします。
本人の報告とスタッフの確認を区別し、必要な質問を受け付けます。
株式会社インテンスで設計する場合は、現在の宿題の渡し方と担当者の確認手順を伺い、会員画面、通知、実施報告、スタッフの確認一覧で扱う情報を決めます。予約変更時の目安日や、公開済み動画の差し替え方法など、運用によって判断が変わる部分も開発前に確認します。