オンライン相談フォームの入力項目テンプレート集
Zoom・Teams・Google Meet などを使ったオンライン相談は、
BtoB 商談・医療相談・介護施設相談・学校説明会・住宅相談など、多くの業種で定着してきました。
その入口となるのが「オンライン相談フォーム」です。
このページでは、オンライン相談フォームでよく使う入力項目をテンプレートとして整理し、
業種別にどこまで詳しく聞くべきかの目安をまとめます。
想定している用途
・BtoB 商談・IT サービスのオンラインデモ
・医療・介護施設のオンライン面談
・学校説明会・個別進路相談
・住宅・不動産のオンライン相談
1. 共通テンプレート:どの業種でも使える項目
まず、オンライン相談フォームでほぼ共通して必要になる項目です。
- お名前
- フリガナ
- メールアドレス
- 電話番号(当日のトラブル連絡用)
- ご希望の相談日時(第1〜第3希望)
- 相談の目的・お困りごと(自由記述)
- オンラインツールの希望(特に指定があれば)
ここまでは、製造業・士業・不動産・学校・医療など、ほとんどの業種でそのまま使い回せます。
2. BtoB商談・ITサービス向けの追加項目
BtoB のオンライン商談では、次のような情報を事前に押さえておくと、打ち合わせの密度が高くなります。
- 会社名・部署名・役職
- 検討中のサービス・製品名
- 導入希望時期(未定/◯ヶ月以内/◯年以内 など)
- ご予算感(任意・レンジ選択でも可)
コンサルティングや士業事務所の場合は、
コンサル向けシステム開発例 や
士業事務所向けシステム開発例 にあるような「相談テーマ別の分類」と組み合わせると、
担当者のアサインや事前準備がしやすくなります。
3. 医療・介護施設向けの追加項目
医療・介護では、事前に少しだけ背景情報を聞いておくことで、相談内容に合ったスタッフをアサインできます。
- ご相談される方とのご関係(ご本人・ご家族・ケアマネなど)
- ご年齢帯(おおよその年代)
- 現在のご状況(通院中・入院中・在宅介護 など)
- 主なご相談内容(選択式+自由記述)
歯科・皮膚科・美容クリニック向け や
医療向けシステム開発例 のように、
事前問診フォームとオンライン相談フォームを分ける構成も有効です。
4. 学校・住宅・不動産向けの追加項目
4-1. 学校(進路相談・学校説明会)
- 在籍学校名・学年
- 希望学部・学科
- 保護者同席の有無
4-2. 住宅・不動産
- 相談したい物件種別(新築・中古・土地・賃貸など)
- エリア・予算レンジ
- 入居希望時期
不動産向けシステム開発例 では、
物件問い合わせフォームとオンライン相談フォームを連携させ、
「この物件についてオンラインで相談したい」という導線を用意するパターンもよくあります。
5. オンライン相談フォーム設計時の注意点
- 入力項目を増やしすぎず、「オンライン相談当日のヒアリングで補えるもの」は削る
- 相談内容がセンシティブな業種では、必須項目を最小限にして心理的ハードルを下げる
- 時差・拠点の違いがある場合は、タイムゾーンや拠点名の選択肢を用意する
インテンスでも、オンライン相談フォームは「情報を取りすぎない」「相談しやすいことを優先する」方針で設計するケースが多く、
詳細な条件や数値は、実際のオンライン面談の中で詰めていく構成をお勧めしています。
本記事は、Webシステム開発・スマホ自動変換「movo」・業務システム構築・フォームUX改善・EC支援を提供する
株式会社インテンスが、実際の開発プロジェクトで蓄積した知見をもとにまとめています。
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