戦略・IT・人事・マーケティングなど、コンサルティングファームでは Web サイトからの「ご相談・お問い合わせ」経由で案件のタネが集まります。 しかし、フォーム項目が曖昧だと、本気度の高い案件と情報収集レベルの相談が混ざり、判断しづらい という課題も生まれます。
本記事では、コンサル業向けに「初回ヒアリング項目」を Web フォーム上でどう体系化するか、 そしてその情報を案件管理システムとどうつなげるかを整理します。 インテンスでも BtoB コンサル企業の案件管理フォームを構築することがあり、その経験も踏まえています。
まずは、相談元企業の基本属性を整理します。 ここをきちんと構造化しておくと、案件分析・施策別の実績管理にもそのまま使えます。
これらの選択肢は、 コンサル向けWebシステム活用アイデア で挙げている「ターゲット業界ごとの事例紹介」とも連動させると、 「この業種×規模の案件が多い」といった分析に利用できます。
コンサル案件では、「今困っていること」 と 「達成したい状態」 を分けて整理することが重要です。 フォームでも、この二つを別フィールドとして用意しておくと、初回の読み解きが格段に楽になります。
自由記述+選択肢の組み合わせにしておくことで、 案件個別の文脈を失わずに、後から一覧・分析もしやすくなります。 この考え方は、 問い合わせフォームの目的分類テンプレート の応用と言えます。
コンサル案件は、期間・予算のレンジが広く、「とりあえず相談したい」という段階も少なくありません。 しかし、全てを同じ温度感として扱うと、リソース配分が難しくなります。
このような項目は、 BtoBフォームの入力項目チューニング手法 で扱っている「商談化しやすい情報だけを負担が少ない形で聞く」アプローチと同じです。
コンサル案件では、社内の意思決定構造が複雑なことが多く、 「誰がキーパーソンか」「どのレベルで合意が必要か」を把握しておくことが重要です。
これを最初から詳細に聞きすぎると入力負荷が高くなるため、 選択式を中心に、必要に応じて「その他・自由記述」で補う設計が現実的です。
Web フォームの項目は、そのまま案件管理システム(CRM/SFA 等)の項目構造と結びつきます。 後から項目名や選択肢を頻繁に変えると、過去データとの突合が難しくなります。
この「外部フォーム → 内部ダッシュボード」の構造は、 問い合わせ管理ダッシュボードのカラム設計テンプレート や 問い合わせ管理ダッシュボードの画面レイアウトパターン集 と同じ考え方で構築できます。
コンサル業向けの案件管理フォームは、 単なる「お問い合わせ窓口」ではなく、初回ヒアリングの枠組みそのものです。 企業属性・現状課題・目標・期間・予算感・意思決定構造をバランスよく聞きつつ、 入力負荷を上げすぎないことが設計のポイントになります。
Web フォームと案件管理システムの項目を揃えておくことで、 インサイドセールスやパートナー連携を含めた一連の案件管理プロセスを、無理なく標準化していくことができます。