検索・集計・外部連携の“地盤”になるのが、コード体系(カテゴリ、タグ、品番、ステータス等)です。
ここが崩れると、集計は信用されなくなり、検索UIは迷子になり、CSV更新(一括更新)も差し戻しが増えます。
この記事では、コード体系を崩さず運用するためのルールを、設計→運用の順で整理します。
まず混ぜないことが重要です。カテゴリとタグの役割は本来違います。
カテゴリの作り方は カテゴリ構造テンプレート、
タグの活用は 改善施策に活かす の思想が基本になります。
現場が見て理解できることは大事ですが、自由入力は表記揺れで破綻します。
推奨は「表示名」と「コード」を分けることです。
コードは、英大文字+アンダースコア、または固定長コードなど、規則で縛ります。
検索(サジェスト)や外部連携(冪等性)まで含めると、ブレないコードが効いてきます。
階層は深いほど綺麗に見えますが、現場入力の負担が増えます。
基本は「2〜3階層で足りるか」を先に検討します。
「細かさ」はタグで補えるため、階層を深くしすぎない方が破綻しにくいです。
コード体系が崩れるのは、変更運用が無いからです。
次の3つは、機能としてなくても良いので、少なくとも手順として決めます。
この“削除しない”思想は、重複マージ(統合設計)とも相性が良いです。
品番・型番が絡む領域は、入力補助(サジェスト)が強いですが、
そもそもコード体系がブレていると、サジェスト候補が“ノイズ”になります。
品番と条件(ロット、納期、分納等)の組み合わせが増えます。
業務像は 卸売・商社向け を前提に、
見積フォーム(項目設計)とカテゴリ体系が一致していると、入力・集計・連携が一気に楽になります。
サイズ表記、適合条件、作業メニューが増えがちです。
業務像は 自動車販売・整備・タイヤショップ向け を前提に、
予約(持込取付)や入庫(入庫予約)で、同じ語が別意味にならないよう、コード体系を先に固めると運用が破綻しにくいです。
インテンスでも、コード体系はUIの前に固める領域として扱い、後から直せない前提で慎重に設計します。
コード体系は、検索・集計・連携の“地盤”です。
カテゴリ(置き場所)とタグ(切り口)を分け、表示名とコードを分離し、追加・統合・廃止の手順を仕様として持つ。
これだけで、システムの寿命と運用コストが大きく変わります。