必要な部分から個別開発
電話、メール、Webフォーム、営業担当者への連絡など、複数の窓口をまとめて管理し、FAQや顧客管理まで広く導入したい場合は、問い合わせ管理やヘルプデスク向けの既製SaaSが適しています。 標準の受付方法と対応手順で運用できれば、短期間で利用を始められます。
一方、「Webフォームから届く製品問い合わせだけを管理したい」「顧客・案件情報と一緒に対応履歴を残したい」「問い合わせ区分によって担当部署や回答期限を変えたい」など、対象となる窓口と処理が明確な場合は、必要な部分だけを個別に構築できます。
インテンスでは、問い合わせ登録、一覧、担当者設定、状態管理、回答履歴、期限通知、検索などから、初回に必要な機能を選んで設計します。 全社の窓口を一度に移行せず、件数が多い窓口や引き継ぎで困っている業務から導入できます。
現在の入力項目、受付後の振り分け方法、回答時に確認する情報、完了の判断、担当者間の引き継ぎ方を確認します。 既存フォームを残すか、新しい受付画面を作るかも含め、必要な管理画面から構築します。 管理者向けには、未対応件数、回答速度、期限超過、担当者別の対応量などを集計するダッシュボードも追加できます。
一つの窓口・基本的な対応履歴管理の費用目安
初期開発費 45万円〜 月額保守 20,000円〜
※問い合わせ項目数、受付方法、利用者数、担当者の振り分け条件、通知方法、権限設定、画面デザインの調整範囲、独自ドメインの設定方法によって費用は変わります。 ※管理者向け集計・グラフは、指標数と集計条件を確認して別途お見積もりします。 ※メールサーバーからの自動取込、CRM・顧客台帳・チャット・外部サービスとの直接連携は、接続先の仕様を確認して別途お見積もりします。
顧客管理、FAQ、チャット、電話連携などを一度に導入する必要はありません。 まずは一つのWebフォームまたは社内登録画面を対象に、問い合わせ内容、担当者、現在の状態、回答内容を記録する部分から導入できます。
| 構成例 | 主な処理 | 初期開発費目安 |
|---|---|---|
| 一窓口・基本的な対応履歴管理 | 問い合わせ登録、一覧・詳細、担当者設定、状態管理、回答履歴、担当者通知 | 45万円〜55万円 |
| 複数窓口・振り分け・期限管理 | 問い合わせ種別管理、自動振り分け、回答期限、権限管理、検索、CSV出力、集計 | 65万円〜85万円 |
受付は現在のフォームやメールを継続し、管理画面への登録だけを対象にする方法もあります。 反対に、受付フォーム、受付完了メール、担当部署への通知、回答後のアンケートまで必要な場合は、その処理を追加します。
※費用は、問い合わせ件数ではなく、受付経路、入力項目、担当者の決定条件、回答期限、閲覧範囲、通知方法、既存システムとの連携内容によって変わります。
メール、電話、チャット、FAQ、顧客ポータルなど複数チャネルをまとめ、標準的なチケット管理と分析を全社で利用したい場合は、既製SaaSが適しています。 担当者数や問い合わせ件数が多く、一般的なヘルプデスク運用へ統一できる会社では、多くの機能を早く導入できます。
個別開発が適しているのは、対象となる問い合わせが限られている場合や、受付後の振り分け、社内確認、回答後の登録処理に独自条件がある場合です。 既存の顧客番号、案件番号、契約情報、商品情報を利用し、現在の窓口業務に必要な画面と通知だけを設計できます。
問い合わせ・対応履歴管理システムをオーダーメイドで構築する場合も、ヘルプデスク機能を一式導入する必要はありません。 担当者の振り分けや回答履歴など一部の機能だけ、または窓口業務の一部分だけを対象にし、必要な機能だけを既存フォームや顧客管理へ追加できます。
機能数の多さではなく、受付前の顧客情報から回答後の処理までを、現在の業務に沿った一つの流れとして扱えることが個別開発を選ぶ主な理由です。
個人のメールや口頭で引き継いでいると、未対応、対応中、先方回答待ちの区別や、次に誰が何をするかを把握しにくくなります。 問い合わせ一覧に状態、担当部署、担当者、受付日、回答期限を表示し、顧客名や問い合わせ番号で検索できるようにします。
問い合わせ詳細には、受付内容、顧客情報、担当者、回答履歴、社内メモ、添付ファイルを表示できます。 見積作成、訪問予約、修理・交換受付など回答後に続く業務がある場合は、その処理状況も追加できます。
すべてを管理する必要はありません。現在の問い合わせフォーム、受付メール、対応記録、引き継ぎ方法を確認し、必要な項目だけを選んで構成します。
| 問い合わせ基本情報 | 問い合わせ番号、受付日時、受付経路、問い合わせ種別、件名、内容、重要度、現在の状態など |
|---|---|
| 問い合わせ元・顧客情報 | 会社名、氏名、部署、連絡先、顧客番号、契約番号、会員番号、希望する連絡方法など |
| 商品・案件・契約情報 | 商品名、型番、案件番号、注文番号、契約内容、利用サービス、対象拠点、関連URLなど |
| 担当者・振り分け | 担当部署、担当者、一次受付者、引き継ぎ先、問い合わせ区分による振り分け条件など |
| 対応内容・履歴 | 対応日時、対応方法、回答内容、社内確認、顧客からの追加連絡、次回対応予定、完了理由など |
| 期限・優先度 | 初回回答期限、回答予定日、顧客希望日、優先度、期限超過、長期滞留、再連絡日など |
| 添付・関連情報 | 問い合わせ時の添付、写真、回答ファイル、見積書、マニュアル、関連問い合わせ、社内メモなど |
| 通知・履歴・権限 | 受付・担当設定・期限・回答・再対応通知、状態変更履歴、操作履歴、部署別の閲覧範囲など |
受付から回答後の処理まで、どの段階をシステムで管理するかを決めます。 状態の名称、表示順、変更できる担当者、通知を送るタイミングは、現在の窓口用語と対応手順に合わせて変更できます。
必要に応じて、「保留」「対応不要」「期限超過」「エスカレーション」「クレーム対応」などの状態も追加できます。 回答完了までを管理対象とし、見積や修理などの後続業務は現在のシステムで続ける構成も可能です。
管理者・部門責任者向け
管理者権限では、未対応、対応中、期限超過、初回回答時間、完了までの日数などを集計できます。 問い合わせ区分、商品、部署、担当者、受付経路などで表示を切り替え、対応の遅れや問い合わせの集中を確認する画面も追加できます。
数値とグラフは画面構成例です。初回回答時間と期限内回答の定義、営業時間外の扱い、対象外にする問い合わせ、閲覧権限を確認して設計します。管理者向け集計・グラフは追加機能となり、指標数や受付経路の連携方法によって費用が変わります。
問い合わせには、顧客の氏名・連絡先、契約情報、購入内容、相談内容、社内の判断や回答案など、取り扱いに注意が必要な情報が含まれる場合があります。 インテンスの個別開発では、サーバーの仕様とセキュリティ要件を確認したうえで、原則として現在お使いのWebサーバーまたはお客様指定のサーバーに構築します。
ログイン画面、問い合わせ一覧、対応履歴画面には、お客様の社名・ロゴ・案内文・コーポレートカラーを反映できます。 サーバーやドメインの構成が対応している場合は、自社ドメインまたはサブドメインで公開できます。 担当者には一般的な外部サービスではなく、自社専用の問い合わせ・対応履歴管理システムとして案内できます。
既存の顧客向けページ、社内ポータル、案件管理画面がある場合は、その中へ問い合わせ受付や対応履歴の機能を追加する方法も検討できます。 ログイン方法、閲覧権限、バックアップ、履歴の保存期間は、現在の環境と社内規定を確認して決定します。
問い合わせ元、件名、担当者、回答期限、現在の状態を一覧で確認できます。
| 問い合わせ | 問い合わせ元 | 担当者 | 回答期限 | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 製品Aの見積と納期について製品・見積 INQ-2026-0421 | 東亜商事 営業部 | 未設定 | 08/29 | 未対応 |
| 既設機器との接続仕様を確認したい技術相談 INQ-2026-0418 | 北星工業 技術部 | 技術部 山田 | 08/28 | 対応中 |
| 製品資料の再送依頼資料請求 INQ-2026-0413 | みなと企画 | 営業企画 佐藤 | 08/27 | 対応完了 |
3件の問い合わせを表示しています。
問い合わせの種類や条件に応じて、最初に確認する部署と担当者を設定できます。
顧客情報と希望内容を確認します。
製品、数量、納期、商談状況を確認します。
価格と納期を確認し、回答を作成します。
製品区分や地域によって営業担当者を変えることもできます。
受付内容、担当者、回答期限、対応履歴を確認し、次の対応を記録する画面です。
操作例です。ボタンを押すと、この画面内の状態表示だけが変わります。
問い合わせ管理
未対応、対応中、先方回答待ち、完了などを分け、担当者と期限を確認できます。
担当者設定
問い合わせ種別、商品、地域、顧客区分などを条件にして、最初の確認先を変えられます。
対応履歴
受付内容、顧客との連絡、社内確認、回答内容、添付ファイルを一つの画面で確認できます。
問い合わせの種類によって、受付項目、確認する部署、回答期限、回答後に行う処理は異なります。 現在のフォームと対応手順をもとに、必要な項目と画面を設計します。
製品、数量、納期、用途を受け付け、営業担当者から見積作成へ引き継げます。
型番、利用環境、発生状況、写真を受け付け、技術担当者の調査経緯を記録できます。
購入日、製造番号、症状、保証状況を確認し、回収・交換・返送まで管理できます。
必要な資料、対象製品、希望期限を受け付け、社内確認と発行履歴を残せます。
会員番号や契約情報を参照し、契約内容に応じた回答と変更受付を管理できます。
代理店、支店、担当エリアごとに閲覧範囲と回答担当者を分けられます。
応募職種、選考状況、面接予定と一緒に問い合わせ内容と返信履歴を確認できます。
希望日時、利用人数、施設、予約番号を受け付け、空き確認や予約変更へ引き継げます。
重要度、責任者、初回回答期限を設定し、社内確認と顧客対応の経緯を限定公開できます。
| 受付画面 | 入力項目、選択肢、必須条件、自動採番、添付ファイル、確認画面、受付完了メールなど |
|---|---|
| 担当者の振り分け | 問い合わせ種別、商品、地域、顧客区分による担当部署、代理担当、責任者通知など |
| 対応記録 | 電話、メール、訪問、社内確認、回答内容、次回予定、完了理由、再対応など |
| 通知・期限 | 受付、担当設定、初回回答期限、長期滞留、期限超過、回答完了、再対応の通知先と時期など |
| 権限・組織 | 受付担当者、対応担当者、責任者、部署・支店別の閲覧範囲、顧客情報の表示範囲など |
| 回答後の処理・連携 | 見積、訪問、修理・交換、資料送付、CSV出力、顧客・案件情報の取込、既存画面との連携など |
初期開発費は、問い合わせ窓口と入力項目の数、受付経路、担当者の振り分け条件、利用者数、権限設定、通知方法、画面デザインの調整範囲、独自ドメインの設定方法、既存システムとの連携範囲によって変わります。 初回に対象とする窓口と、将来追加する部署・問い合わせ種別を分けてお見積もりできます。
複数チャネルの問い合わせ、FAQ、顧客ポータル、分析をまとめて導入し、標準的なヘルプデスク運用へ統一したい場合は、既製SaaSが有力です。 一つまたは数種類の窓口を対象に、独自の振り分けや回答後の処理まで合わせたい場合は、個別開発を検討する意味があります。 初期費用だけでなく、担当者数に応じた継続費用、保存期間、権限変更、保守方法も含めて比較します。
| 比較項目 | 既製SaaS | 個別開発 |
|---|---|---|
| 初期費用 | ◎初期費用を抑えて始めやすい | △開発費が必要 |
| 導入までの期間 | ◎標準機能を短期間で利用しやすい | ○要件確認と画面設計が必要 |
| 継続費用 | ○担当者数や契約プランに応じた月額・年額費用 | ○サーバー費用と必要な保守・改修費用 |
| 導入する範囲 | ○複数チャネルと共通機能をまとめて導入しやすい | ◎一つの窓口や対応履歴だけを構築できる |
| 受付項目 | ○標準機能の範囲で設定 | ◎既存フォームや顧客・案件情報に合わせて設計 |
| 担当者の振り分け | ○サービスが用意する条件で設定 | ◎商品・地域・顧客区分など独自条件を設定できる |
| 担当者の画面 | ○共通の画面とメニューを利用 | ◎対象業務に必要な項目・操作だけを配置できる |
| 回答期限・滞留通知 | ○用意された通知条件の範囲で設定 | ◎問い合わせ種別に合わせて通知先・時期を設計できる |
| 利用者・閲覧権限 | ○契約プランと標準の組織・権限機能に沿って設定 | ◎部署・支店・役割・顧客区分ごとの範囲を設計できる |
| 回答後の処理 | △標準機能や対応する連携先に限定される | ◎見積・訪問・修理・交換などを個別に設計できる |
| 既存システムとの連携 | △対応するサービスや方法が決まっている | ○接続先の仕様を確認して必要な範囲を設計 |
| 社名・ロゴ・ドメイン | △変更範囲はサービスや契約プランによって異なる | ◎自社ロゴや案内文を使用し、自社ドメインでの公開も検討できる |
| データ保存場所 | △サービス提供会社が管理する環境 | ◎お客様指定のサーバーに構築可能 |
| 運用開始後の変更・保守 | ○標準設定の変更とサービス側の更新に沿って運用 | ○項目・振り分け・後続処理の変更内容を確認して個別対応 |
| 向いている会社 | ◎複数窓口を標準化し、全社的な問い合わせ基盤を導入したい会社 | ◎対象窓口や受付後の処理に独自条件がある会社 |
必要な機能だけ、または業務の一部分だけを開発できますか?
はい。一つの問い合わせ窓口を対象に、担当者の振り分け、対応状況、回答履歴、期限通知など必要な処理だけを構築できます。
現在の問い合わせフォーム・顧客管理・メール運用は残せますか?
残せます。既存フォームからの受付方法や顧客・案件情報の参照方法を確認し、対応履歴の管理など不足する機能だけを追加します。
オーダーメイド開発・スクラッチ開発・SaaSのカスタマイズはどう違いますか?
オーダーメイド開発は要望に合わせて設計する考え方、スクラッチ開発は既存製品を前提にせず構築する方法を指します。SaaSのカスタマイズはサービスが許容する設定・拡張範囲で調整する方法です。受付経路、振り分け、回答後の処理に合う方法をご提案します。
問い合わせ・対応履歴管理システムの開発費用はどのように決まりますか?
一つの窓口で問い合わせ登録、担当者、状態、回答履歴、通知を管理する構成は45万円〜55万円が目安です。複数窓口、自動振り分け、回答期限、権限、検索、CSV出力、集計を含む構成は65万円〜85万円が目安です。受付経路、利用者、通知、連携内容により変わります。
自社サーバー上に問い合わせ管理システムを構築できますか?
既製SaaSのように当社が用意した共用環境をご利用いただく方式ではなく、原則として、お客様が管理するサーバーへ構築し、現在の会社ドメインまたは専用サブドメインで利用できるようにします。事前に、サーバー仕様、SSL、メール送受信の方法、バックアップ、添付ファイル容量、アクセス制限を確認します。現在の問い合わせフォームや顧客向けサイトと同じサーバーへ追加する場合は、既存環境への影響も確認します。
問い合わせ内容に応じて担当部署を振り分け、期限通知できますか?
商品、地域、顧客区分、問い合わせ種別などを条件に、担当部署・担当者を決める構成にできます。回答期限、未対応、長期滞留、担当変更時の通知先とタイミングも、現在の窓口ルールに合わせて設計します。
担当者ごとに閲覧できる顧客情報や問い合わせを制限できますか?
制限できます。本人の担当分、自部署、支店、特定顧客など、役割と所属に応じて閲覧・回答・変更・出力範囲を設定できます。個人情報や契約情報を扱う場合は、表示項目と操作履歴の必要性も確認します。
問い合わせ管理システムの開発期間はどのくらいですか?
開発期間は、窓口数、受付経路、入力項目、振り分け条件、回答期限、権限、添付ファイル、既存システムとの連携によって異なります。対象業務を確認した後、個別に予定をご案内します。
公開後に問い合わせ窓口や対応状態を追加できますか?
可能です。最初は一つの窓口と基本的な対応履歴から始め、後から自動振り分け、期限通知、承認、集計などを追加する方法も検討できます。変更内容に応じて保守対応と個別改修を区分します。
開発相談の際、何を用意すればよいですか?
現在の問い合わせフォーム、受付経路、問い合わせ区分、担当の決め方、回答期限、対応状態、通知先、月間件数、利用者が分かると検討しやすくなります。メールやExcelの管理例も確認資料になります。
月額保守20,000円〜には何が含まれますか?
公開フォームから受け付ける連絡先や問い合わせ内容、回答履歴、担当者通知を扱うため、不具合発生時の調査・修正、受付・通知機能の確認、利用環境やセキュリティ更新への対応確認、軽微な表示調整、運用上のご相談などを保守対象の例としています。監視、バックアップ、対応時間をどこまで含めるかは、月額20,000円〜を目安に見積書・保守契約で明確にします。機能や画面の追加は別途お見積もりします。
月額保守契約は必須ですか?未契約でもスポット対応できますか?
必須ではありません。月額保守を契約しない場合も、調査、修正、機能追加のご依頼ごとに内容を確認し、スポット対応としてお見積もりできます。ただし、障害時の優先対応、定期確認、対応時間の確保は月額契約と異なり、即時対応を保証するものではありません。システムの重要度と社内の運用体制に応じて選べます。
「メールやExcelで管理している問い合わせを一覧化したい」「未対応や回答期限を確認したい」「現在の問い合わせフォームへ対応履歴の管理だけを追加したい」といった内容を伺い、必要な受付項目、担当者の振り分け、状態、通知方法をご提案します。