公開サイトで使う場合
公開サイトでは、初めて訪れた人でも迷わず入力できる項目数が重要です。料金の目安を表示した後に、「相談する」「資料を請求する」「担当者から説明を受ける」といった選択肢を用意し、検討状況に合った方法で問い合わせられるようにします。
料金シミュレーションは、入力条件に応じて金額を表示するだけの機能ではありません。問い合わせ前に概算を確認してもらう、既存顧客向けのマイページで次回料金の目安を案内する、営業担当者が商談中に条件を変えながら試算するなど、用途によって必要な画面は変わります。
このページでは、誰に使ってもらうのか、どの画面からどこへ案内したいのか、料金表を誰が更新するのかという3点から、料金シミュレーション・見積計算システムの構成や画面例を紹介します。
公開サイト、ランディングページ、会員向けマイページ、営業支援画面では、利用者も目的も異なります。どこで使うかを先に決めると、必要な入力項目、結果の見せ方、問い合わせや申込への案内を具体的に検討できます。
新規の検討者、契約中の顧客、社内の営業担当者では、分かっている情報と知りたい内容が違います。利用者に応じて、入力項目の数、結果画面の説明、次に表示する案内を決めます。
試算後に案内する先は、資料請求、見積相談、申込、プラン変更など、サービスによって異なります。結果を表示して終わるのではなく、利用者が次に何をすればよいかまで分かる画面にします。
たとえば、最初に公開サイト用の概算シミュレーションを制作し、その後、利用状況を確認しながら申込フォーム連携、顧客向けマイページ、料金表の管理画面を追加する方法があります。初期費用や準備するデータを抑えながら、必要な機能を段階的に増やせます。
必要な部分から個別開発
現在の料金表、Excelの計算式、見積書などを確認し、最初は入力・計算・結果表示に必要な部分だけを制作できます。問い合わせ連携や管理画面は、利用目的と更新頻度に応じて追加します。
※計算式の数、入力画面と結果画面の種類、会員機能、既存システム連携、外部APIの利用、権限設定によって費用は変わります。 実際の費用は、現在の料金表・計算資料と必要な画面を確認してお見積もりします。
料金表だけでは条件ごとの金額を伝えにくい、問い合わせのたびに担当者が手計算している、見積前に必要な条件を確認しておきたい。このような事業者に、料金シミュレーションは適しています。
公開サイトでは、初めて訪れた人でも迷わず入力できる項目数が重要です。料金の目安を表示した後に、「相談する」「資料を請求する」「担当者から説明を受ける」といった選択肢を用意し、検討状況に合った方法で問い合わせられるようにします。
既存顧客向けの画面では、契約情報や利用実績を使って、次回料金の予測、料金内訳、別プランとの比較などを表示できます。料金が変動した理由を説明したり、現在の利用状況に合うプランを案内したりする用途に向いています。
料金シミュレーションに必要な画面は、公開サイト、顧客向けマイページ、社内の営業用画面など、利用場所によって変わります。ここでは、多くの業種で検討される3つの場面を紹介します。
新規契約前の料金比較、既存顧客への料金予測、営業担当者の見積支援では、必要な機能が異なります。公開サイト、会員向けマイページ、社内画面のどこで使うかを決めたうえで、利用者と利用目的に合った入力項目や結果表示を検討します。
地域、数量、使用量、契約種別、オプション、割引、キャンペーンなど、計算に使う条件を確認します。結果画面についても、月額だけを表示するのか、年間の目安、現在料金との差額、内訳、注意事項まで掲載するのかを決めます。入力項目と表示結果は、一体で考える必要があります。
料金改定、プラン追加、地域別単価、期間限定キャンペーンなどを、制作会社への依頼で変更するのか、自社の管理画面から変更するのかを決めます。更新回数が多い項目だけを管理画面の対象にし、複雑な計算条件は固定する方法もあります。
結果を確認した人に、相談、申込、資料請求のどれを案内するかを決めます。目的によって、ボタンの内容、入力情報の引き継ぎ、担当者側で確認する項目も変わります。料金を表示した後の案内まで含めて考えることが重要です。
公開サイトやランディングページに設置し、地域、数量、利用条件、プランなどに応じた概算料金を表示する画面です。正確な見積に多くの条件が必要なサービスでも、最初の試算では代表的な項目だけを入力してもらい、詳細は問い合わせ後に確認する構成にできます。
画面イメージ:条件入力型の料金シミュレーション
画面構成イメージはPCからご覧ください。
試算時に入力した条件を引き継いだまま、問い合わせ、申込、資料請求へ進む画面です。結果画面には金額や内訳に加えて、正式見積に必要な確認事項や申込条件も表示できます。担当者は試算内容を確認してから連絡できるため、最初の説明を省き、具体的な相談から始められます。
画面イメージ:試算結果と問い合わせ導線
画面構成イメージはPCからご覧ください。
料金改定、プラン追加、キャンペーン変更などを担当者が更新する管理画面です。金額のほか、対象地域、適用条件、公開期間、結果画面の案内文、問い合わせ先なども管理項目にできます。更新する人の業務や更新頻度に合わせて、必要な項目だけを表示します。
画面イメージ:料金表・プラン管理画面
画面構成イメージはPCからご覧ください。
料金シミュレーションの計算条件や結果画面は、業種によって大きく異なります。以下では、電気・ガス、リフォーム、外壁塗装、配送、スクール、レンタルなど、用途別の制作例を紹介します。
電気・ガス、配送、レンタル、スクールなどは、使用量、距離、期間、回数といった条件から料金を算出しやすい分野です。利用者が自分の条件で費用を確認できるため、問い合わせ前の不安が減り、具体的な相談に入りやすくなります。
リフォームや設備工事のように現地確認が必要な業種でも、面積、工事箇所、希望グレードなどから概算を表示することで、打ち合わせの入口を作ることができます。
料金改定やキャンペーン変更が予定されている場合は、公開後に誰がどの項目を更新するかを決めておく必要があります。内容に応じて、次のような項目を管理画面から変更できます。
料金テーブルや計算条件は、試算結果に直接影響します。料金の改定回数が多いサービスでは、担当者が確認しながら更新できる画面を用意すると、変更内容を反映しやすくなります。
結果画面の説明文や注意事項も、料金と同様に変更が必要になることがあります。問い合わせボタンの文言や受付状況を管理対象にすれば、サービス内容やキャンペーンに応じて案内を変更できます。
現在の料金表、申込書、見積書、問い合わせ内容、社内台帳などを確認し、必要な項目だけを画面、検索条件、CSV出力へ追加します。
| 利用者・利用場面 | 一般公開、会員向け、営業担当者向け、対象地域、利用可能期間、表示するメニューなど |
|---|---|
| 入力条件 | 地域、数量、使用量、契約種別、プラン、オプション、希望時期、現在料金など |
| 計算条件 | 基本料金、従量単価、段階料金、割引、上限・下限、端数処理、適用期間など |
| 結果表示 | 概算金額、内訳、年間目安、差額、注意事項、おすすめプラン、対象外条件など |
| 問い合わせ・申込 | 試算番号、入力条件、希望する連絡方法、資料請求、予約、申込、担当者メモなど |
| 運用・権限・履歴 | 料金表の公開状態、変更履歴、担当者、閲覧・編集権限、CSV入出力、通知先など |
料金を表示して終わる構成だけでなく、試算後の相談や申込を管理する場合は、受付から対応完了までの状態を分けて表示できます。状態名と変更できる担当者は、現在の対応手順に合わせて設定します。
料金体系を一つの型へ合わせるのではなく、誰が、どの場面で使い、結果から何へ進むかに応じて必要な画面を選べます。
代表的な条件だけを入力し、概算金額と内訳を表示して問い合わせへ案内します。
顧客との商談中に条件を変更し、複数プランや数量別の金額を比較できるようにします。
契約情報や利用実績を使い、次回料金の目安やプラン変更候補を表示します。
現在のWebサイト、問い合わせフォーム、顧客管理画面を残し、試算部分だけを追加します。
初期段階から、すべての料金体系や更新機能を実装する必要はありません。利用頻度が高い場面を一つ選び、必要な計算と結果表示から制作する方法もあります。
公開サイト、営業支援画面、マイページのうち、最初に制作する用途を決めます。利用者と利用場面が決まれば、必要な画面やデータも判断しやすくなります。
初期版では、概算の算出に欠かせない条件を中心に入力項目を決めます。詳細条件は問い合わせ後に確認することで、利用者の入力負担を抑えられます。
試算後に問い合わせ、申込、資料請求のどれを案内するかを決め、入力済みの条件を引き継げるようにします。結果表示と受付フォームを別々に考えないことが大切です。
価格表やプランなど、変更回数の多い項目から管理画面の対象にします。更新機会の少ない計算条件は固定し、必要になった段階で追加できます。
ご相談の際は、次の内容が分かると、必要な画面や概算に含める範囲を検討できます。すべて確定している必要はありません。現在お持ちの料金表や計算資料から確認することも可能です。
新規契約の受付、見積相談、マイページでの料金案内、営業担当者の試算など、利用目的を確認します。個人向けか法人向けか、一般公開か会員限定かによっても、入力項目や説明内容が変わります。
地域、数量、使用量、プラン、現在料金、オプションなど、計算に必要な条件を確認します。Excelの計算表、紙の料金表、既存の見積書などがあれば、計算方法を確認する資料として利用できます。
月額、年間の目安、現在料金との差額、内訳、注意事項のうち、結果画面に何を表示するかを確認します。概算であることをどのように伝えるか、正式見積や申込へどのように案内するかも検討します。
料金表を管理画面で更新するのか、CSVで取り込むのか、既存システムのデータを参照するのかを確認します。既存サイトへの設置方法、顧客管理システムや申込フォームとの連携範囲も、費用と制作期間に関わる項目です。
標準的な料金表、フォーム、顧客管理をまとめて導入し、業務をサービスの仕様に合わせられる場合は、既製SaaSが適しています。一方、現在の料金表や業務を残し、必要な計算・受付だけを追加したい場合や、独自条件がある場合は個別開発が選択肢になります。
| 比較項目 | 既製SaaS | 個別開発 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 低く始められるサービスが多い | 要件確認と開発費が必要 |
| 導入までの期間 | 標準機能なら短期間で利用しやすい | 画面・計算条件の設計と開発期間が必要 |
| 導入する範囲 | 料金計算、顧客管理、予約などを標準機能へまとめやすい | 概算計算、結果表示、問い合わせ連携など、必要な部分だけを構築できる |
| 計算・判定条件 | 設定できる項目と計算方法はサービスによって異なる | 現在の料金表・Excel・見積方法に合わせて計算条件を設計できる |
| 入力・結果画面 | 用意された画面と設定項目を利用する | 質問順、入力項目、結果の見せ方、次の案内を個別に設計できる |
| 既存システムとの関係 | 対応する連携先や取込形式を利用する | 既存サイト、問い合わせフォーム、顧客・案件管理との接続方法を個別に設計できる |
| 保存場所・表示 | サービス提供会社の環境とブランド表示を利用する | 指定サーバー、自社ロゴ、自社ドメインの構成を検討できる |
| 運用・変更 | 標準機能の更新と契約プランに沿って運用する | 料金改定、項目追加、業務変更の内容を確認して個別に対応する |
料金表、試算条件、問い合わせ内容、担当者の対応履歴などを、原則として現在お使いのWebサーバーまたは指定されたサーバー内で管理する構成にできます。保存場所、閲覧権限、バックアップ、保管期間は、利用する環境と社内規定を確認して決定します。
ログイン画面、入力画面、結果画面、管理画面には、社名・自社ロゴ・案内文・コーポレートカラーを反映できます。サーバーとドメインの構成が対応している場合は、自社ドメインまたはサブドメインで公開し、自社専用システムとして利用者や社員へ案内できます。
「自社サイトで概算料金を案内したい」「料金表を管理画面から変更したい」「試算内容を問い合わせ時に引き継ぎたい」など、検討段階からご相談いただけます。公開サイト用の簡易な試算画面から、マイページ、営業支援画面、管理画面を含む構成まで、用途に応じて制作します。
料金や概算見積を表示した後、条件の聞き取り、見積相談、予約、発注受付などへつなぐ画面構成の一例です。業種に近いページからご覧ください。