時計・宝飾品の販売店・修理受付店向け

時計・宝飾品修理の受付・預かり・進捗を管理するWebシステム

Webシステムのカスタマイズ制作

時計・宝飾品修理の受付から見積、作業、返却までを管理するWebシステムの構成例です。
預かり時の外観と付属品、診断、見積の版、顧客回答、部品、修理工程、最終確認を修理番号に関連付けて確認できます。

高級時計のオーバーホールや宝飾品修理で、紙の預かり票と技術者の作業記録が分かれている場合、店舗から部品の取り寄せ状況や次回連絡日を確認する場面が増えることがあります。このページでは、社内の細かな工程や作業メモはそのまま公開せず、確認済みの内容と写真だけを顧客専用ページへ表示する画面例をご紹介します。

POSや販売管理を置き換えるシステムではありません。売上・入金・在庫を既存システムに残し、修理品を預かってから返却するまでの記録と顧客確認を対象にします。

大きな腕時計を立った技術者が確認するミニチュア風イラスト

このような時計・宝飾品店に向いています

  • 高級時計のオーバーホール、修理、研磨などを受け付ける販売店・修理店
  • 指輪、ネックレス、ブレスレットなどのサイズ直し、石留め、磨き、修理を受け付ける宝飾品店
  • 店舗で受け付けた品物を、別の作業場所や契約済み外注先へ移動する会社
  • 受付担当者、技術者、見積確認者、返却担当者が異なる会社
  • 紙の預かり票、写真、部品情報、見積回答を別々に管理している会社
  • 部品待ちや検査中の案件について、顧客からの電話確認が多い会社
  • 同じ顧客・同じ品物の過去修理を、次回受付時に参照したい会社
  • 複数店舗の修理案件と次回連絡日を本部または作業場所から確認したい会社

修理受付が月に数件で、受付から返却まで一人の担当者が対応している場合は、紙の伝票や既存POSの備考欄で運用できることがあります。高額な預かり品を複数人・複数拠点で扱い、見積変更や顧客向け案内まで記録する場合に個別開発を検討します。

ご紹介する5つの利用場面

以下の項目は、後半の「画面構成イメージ」と対応しています。

時計・宝飾品修理の受付で確認が増える主な場面

パターン1:顧客の申告と店舗が確認した状態が同じ欄に書かれている

「動かない」「石が外れた」といった申告と、受付担当者が確認した外観・付属品を分けないと、受付時点で確認できていた内容が分からなくなります。

パターン2:受付票だけでは同型品や複数の付属品を識別できない

品番やシリアル番号だけでなく、外観写真、傷の位置、ベルトのコマ、箱、保証書などを修理番号に関連付けて記録します。

パターン3:最初の見積が上書きされ、顧客が承認した内容を確認できない

診断後や分解後に作業内容が変わる場合は、旧版を残したまま変更見積を作成し、承認された版と回答日時を保存します。

パターン4:社内工程と顧客向けの案内を同じ状態名で運用している

「香箱分解」「石合わせ」などの社内工程をそのまま公開せず、顧客向けには確認済みの説明と予定日の目安を別に登録します。

パターン5:返却登録と、本人・付属品・最終確認が一つの操作になっている

作業完了後も、最終確認、返却する部品、付属品、受取人、支払いなどが完了するまで顧客返却済みには変更しません。

画面構成イメージ

画面例の顧客、品物、修理番号、部品、日付、金額は説明用のサンプルです。画面には、外観・付属品、見積の版、工程別の経過日数、公開状態、受け渡し履歴を表示します。

  • 品物写真と状態位置の対応預かり時の写真上に確認箇所を示し、傷、変形、付属品を文字だけで判断しない画面にします。
  • 工程と経過日数の一覧修理件数の割合ではなく、どの案件が部品回答待ちや確認待ちになっているかを修理番号から確認します。
シーン1

預かり品の個体・外観・付属品を受付時に確認したい

時計用と宝飾品用の受付テンプレートを分け、修理番号、識別情報、顧客の申告、店舗確認、外観写真、付属品、診断可能範囲を登録します。受付完了後にQR・バーコード付きの預かり票を発行できます。

  • ブランド、型番、シリアル番号、刻印、寸法などの識別情報
  • 顧客から申告された症状・依頼内容と、店舗が確認した状態
  • 傷・変形・石・留め具・ベルト・コマなどの外観
  • 箱、保証書、鑑別書、替えベルトなどの付属品
  • 診断時の開封・分解について確認した範囲

写真や入力内容から、真贋、素材、宝石の種類、資産価値を自動判定するものではありません。

画面イメージ:預かり品受付・外観・付属品確認

この画面で判断すること
品物の個体、外観、付属品、依頼内容を確認し、預かり受付を確定できるかを判断します

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン2

診断結果と見積の版、顧客の回答を管理したい

診断結果、修理方法、必須作業、任意作業、部品、金額、納期の目安、注意事項を提示します。顧客の承認・一部承認・非承認を記録し、承認された範囲だけを作業対象へ移します。

  • 診断内容、修理方法、交換候補部品
  • 必須作業・任意作業・診断のみで返却する選択
  • 見積金額、納期の目安、有効期限、注意事項
  • 提示版、変更版、顧客回答、回答日時

診断のために開封や一部分解が必要な場合は、受付時に認められた診断範囲を確認します。修理中に追加作業が見つかった場合は変更見積として再度確認します。

画面イメージ:診断・見積版・顧客回答

この画面で判断すること
顧客が承認した見積の版と作業範囲を確認し、どの作業を開始できるかを判断します

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン3

部品待ち・修理中・検査中の案件と次の対応を確認したい

店舗、作業場所、担当技術者、外注先、現在工程、部品、予定日、次回連絡日を一覧化します。工程別の件数を見せるだけでなく、その状態になってからの日数と、次に行う対応を表示します。

  • 診断中、見積確認待ち、部品照会・発注・入荷待ち
  • 分解、修理、組立、調整、検査、返却準備
  • 店舗、作業場所、外注先、担当者、保管場所
  • 現在工程の開始日、経過日数、予定日、次回連絡日
  • 顧客への案内待ち、担当者の確認待ち

予定日は確定日と目安を区別し、部品入荷など未確定の条件がある場合はその理由を表示します。

画面イメージ:修理工程・部品・次回対応一覧

この画面で判断すること
次に作業する案件、部品の確認が必要な案件、顧客へ連絡する案件を判断します

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン4

顧客へ確認済みの進捗と写真だけを案内したい

社内の細かな作業状態を、顧客向けの「状態を確認しています」「部品を手配しています」「修理作業中です」「最終確認中です」などへ対応付けます。担当者が公開を確認した説明、写真、予定日の目安だけを専用ページへ表示します。

  • 修理番号、品物の概要、受付日
  • 顧客向けの状態と更新日
  • 公開確認済みの説明文・工程写真
  • 見積回答、店舗への質問、受取方法の確認
  • 受付番号と確認コード、または顧客アカウントによる閲覧

社内メモ、仕入価格、外注先名、シリアル番号の全桁などは初期状態で公開しません。

画面イメージ:顧客向け修理進捗ページ

この画面で判断すること
顧客へ案内する状態、説明、写真、予定日の変更内容を判断します

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン5

最終確認、付属品、受取人を確認して返却したい

実施した作業、使用・交換した部品、最終確認、返却する旧部品、預かり時の付属品、受取人、返却日時を確認します。店舗へ戻った状態と、顧客へ返却した状態を分けます。

  • 実施作業、部品、検査項目、測定値、確認担当
  • 返却する旧部品、箱、保証書、鑑別書などの付属品
  • 返却可能、店舗到着、受取予約、顧客返却済み
  • 受取人、本人確認方法、返却担当、返却日時
  • 店舗が設定した修理後の保証条件と対象範囲

保証期間や保証対象は店舗の条件を登録して表示します。システムが一律に決定するものではありません。

画面イメージ:最終確認・受け渡し・修理履歴

この画面で判断すること
修理内容、最終確認、付属品、受取人を確認し、顧客へ返却できるかを判断します

システム画面のイメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

修理品・見積・工程・所在・顧客案内の確認状況

修理作業、最終確認、付属品照合、店舗への返送、顧客への受け渡しについて、それぞれの日時と担当者を記録します。

修理案件

受付、診断中、見積確認待ち、修理中、部品待ち、最終確認、返却準備、返却済み、中止。

見積

作成中、提示済み、承認、一部承認、非承認、変更見積あり、期限終了。

部品

照会中、回答あり、発注確認待ち、発注済み、入荷済み、入手不可。

預かり品の所在

店舗保管、作業場所へ移動中、作業場所保管、外注先預け、店舗到着、顧客返却済み。

顧客向け公開

非公開、公開準備、確認待ち、公開中、更新あり、閲覧済み、公開終了。

  1. 受付担当者が品物と付属品を登録する

    品物の種類に応じたテンプレートで、識別情報、顧客の申告、店舗確認、外観写真、付属品を記録します。

  2. 技術者が診断と見積の根拠を登録する

    診断内容、作業候補、部品、納期の目安を登録し、顧客へ提示する説明を作成します。

  3. 顧客の回答後に作業対象を確定する

    承認された見積の版と作業範囲を保存し、追加作業が必要な場合は変更見積を提示します。

  4. 工程・部品・所在を更新する

    担当者と場所を記録し、顧客向けには確認済みの状態と説明だけを公開します。

  5. 責任者が最終確認後に返却を許可する

    実施内容、検査、付属品、受取人を確認し、返却日時と担当者を記録します。

高額な預かり品を扱うため、記録と顧客公開を分けます

写真を残すだけでは、品物の取り違えや無断作業を防いだ記録にはなりません。 修理番号、外観、付属品、受付担当、保管場所、受け渡し、顧客が承認した見積の版を関連付けます。
  • 顧客の申告、店舗が確認した状態、技術者の診断を別の項目として保存します。
  • 品物の移動は、移動元、移動先、引渡者、受領者、日時を一つの履歴として登録します。
  • 社内メモと顧客向け説明を別にし、担当者が確認した内容だけを公開します。
  • 顧客専用ページはURLだけで閲覧させず、受付番号と確認コード、または顧客アカウントを使用します。
  • シリアル番号、住所、連絡先、外観写真などの閲覧権限、保存期間、ダウンロード履歴を設定します。
  • システムは真贋、素材、宝石の種類、資産価値、修理可否を自動的に保証しません。

初期導入で優先したい範囲

最初は、一店舗または一つの作業場所と、受付件数の多い時計修理・宝飾品修理を対象にできます。

  • 顧客、品物、修理案件を分けた台帳
  • 時計用・宝飾品用の受付テンプレート
  • 預かり時の外観写真、付属品、顧客申告、店舗確認
  • 診断、見積版、顧客回答、変更見積
  • 工程、部品、担当者、保管場所、次回連絡日
  • 確認済み情報だけを表示する顧客専用ページ
  • 最終確認、受取人、返却日時、修理履歴

POS、販売管理、会計、オンライン決済、配送会社、メーカー部品在庫、SMS、外部ストレージとの自動連携は、各サービスのAPI・CSV・契約条件を確認して追加範囲を決めます。AIによる故障診断、真贋判定、宝石・貴金属の査定は本システムでは行いません。

ご相談時に確認したい内容

次の資料や情報が分かると、既存システムに残す部分と、専用システムで管理する部分を具体的に検討できます。

  • 店舗数、作業場所、月間受付件数、同時に預かる品数
  • 時計・宝飾品の受付伝票、預かり票、見積書、修理報告書
  • 品物の種類別に確認している識別情報、外観、付属品
  • 診断として認めてもらう開封・分解範囲と、修理開始の条件
  • 見積の提示、承認、一部承認、変更見積、非承認時の流れ
  • 自社作業、別拠点、契約済み外注先への移動方法
  • 部品照会、発注、入荷、入手不可の場合の案内方法
  • 社内で使用する工程名と、顧客へ案内する状態名
  • 最終確認、旧部品、付属品、本人確認、受け渡しの手順
  • 利用中のPOS、販売管理、顧客管理、会計、配送サービス

業種を問わない案件進捗管理は顧客・案件進捗管理システム、顧客向けの閲覧機能は顧客・会員向けマイページシステムでもご覧いただけます。

時計・宝飾品修理の受付・預かり・進捗管理システムについてよくある質問

この業務で確認しておきたい点と、個別開発の進め方・費用・保守についてまとめています。

Q.顧客の申告と店側の現品確認は、同じ修理メモに記録しますか?

受付番号に対し、顧客の申告と店側が確認した状態を分けて記録する構成です。写真、製造番号、付属品、預かり時の状態を対応付け、修理後の返却確認にも使えるようにします。

Q.社内の修理状況を、そのまま顧客に公開しますか?

部品待ちや外注先での作業などの社内状態と、顧客向けに確認した案内を分ける構成です。必須・任意の作業、見積もりの版、顧客が承認した範囲を記録し、一部承認も確認できるようにします。

Q.仕様が未定でも、画面例にない業務や一部分だけの開発を相談できますか?

はい。掲載画面は一例です。受付や進捗確認など、必要な部分から開発できます。現在の管理方法とお困りごとを伺い、画面構成をご提案します。初回相談と概略の構成案のご提案は無料です。Excelや帳票があれば参考にしますが、資料がなくてもご相談いただけます。

Q.既存システムとの併用やデータ移行、公開後の機能追加はできますか?

可能です。基幹システム、CRM、Excel、共有フォルダを残し、不足する機能を追加できます。正式なデータの保存先と更新担当・時点を決め、自動連携はAPIや出力機能を確認します。移行は項目の対応、重複・欠損、添付ファイルの状態を調べてお見積もりし、対象を限定する場合があります。公開後の機能追加にも対応できます。

Q.個人情報や社外秘情報を扱う場合、何を確認しますか?

認証、閲覧・更新権限、操作履歴、通信の暗号化、バックアップ、保存期間・削除方法、退職・契約終了時の利用停止を確認します。扱う情報、利用者、社外公開の有無、社内規程、サーバー環境に応じ、必要な対策と運用担当を設計時に決めます。

Q.画面例の全機能が表示価格に含まれますか?複数シーンの費用は合計ですか?

表示価格は「対象範囲例」を中心とした目安で、画面内の全ボタン・集計・通知・外部連携を含む価格ではありません。画面、項目、利用者、権限、通知、履歴などの対象範囲を見積書に記載します。複数シーンは共用機能と追加設計を確認し、初期開発費・月額保守費を算定するため、単純な合計にはなりません。

Q.表示価格は税込ですか?サーバーや外部サービスの費用も含みますか?

表示価格はすべて税別です。サーバー費用、外部API、ファイル保存、メール配信などの利用料は一律に含めていません。必要な費用を初期開発費・月額保守費と分け、正式なお見積もりで消費税を含む合計額をご案内します。

Q.月額保守には何が含まれますか?

不具合の調査・修正、軽微な表示調整、利用環境・外部仕様の変更に伴う確認、運用相談などが対象例です。監視、バックアップ、セキュリティ更新、対応時間は構築先と重要度によって異なり、見積書・保守契約に範囲を明記します。画面や機能の追加は個別にお見積もりします。

Q.月額保守は必須ですか?未契約でもスポット対応できますか?

必須ではありません。未契約でも調査・修正・機能追加を依頼ごとにお見積もりできます。ただし、優先対応、定期確認、対応時間の確保は月額契約と異なり、即時対応を保証するものではありません。扱う情報と業務への影響に応じて選べます。

Q.現在の自社サーバーや会社ドメインを使えますか?

原則として、現在の会社ドメインまたはサブドメインのサーバー内に構築します。PHP・データベース、容量、SSL、バックアップ、外部通信の制限などはこちらで事前確認するため、専門的な仕様を調べてから相談する必要はありません。安定運用が難しい環境では、必要条件と代替案をご案内します。

時計・宝飾品修理の受付・預かり・進捗管理について相談したい方へ

「修理品の外観と付属品を写真で記録したい」「顧客が承認した見積の版を確認したい」「店舗から部品待ちや修理中の状況を確認したい」「顧客向けに公開する情報を分けたい」といった段階でもご相談いただけます。現在の預かり票、修理伝票、見積書、工程表、顧客への案内方法を確認し、必要な画面と対象範囲をご提案します。

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