茶生産者・製茶事業者・茶卸・輸出商社向け

抹茶・日本茶輸出の原料ロット・残留農薬確認・規格書・輸出書類を管理するWebシステム

Webシステムのカスタマイズ制作

抹茶・日本茶の商品情報と輸出案件を関連付けて管理するWebシステムの構成例です。
海外からの問い合わせ、商品・原料ロット、試験成績書、規格書の版、表示、輸出書類を案件番号から確認できます。

海外買主ごとに色調・粒度・香味・包材を確認し、荒茶・碾茶の原料ロット、試験成績書、輸出先別の基準や表示、製品規格書、受注量、輸出書類を対応付けている場合、Excel、メール、共有フォルダから今回の出荷に使う情報を探す作業が増えることがあります。このページでは、既存の茶業向け製造・在庫・販売システムや貿易管理を残し、茶固有の情報を輸出案件へ関連付ける画面例をご紹介します。

石臼で挽いた抹茶と輸出箱を確認する製茶担当者を表したミニチュア風イラスト

抹茶・日本茶を、ロットと規格で海外販売する事業者へ

  • 荒茶・碾茶を仕入れ、合組、仕上げ、粉砕、包装した製品を輸出している。
  • 海外買主ごとにサンプル、品質条件、規格書、表示版、包材を調整している。
  • 残留農薬等の試験成績書を、対象原料・製品ロットと照合している。
  • 有機製品と通常品、抹茶と煎茶・玉露・粉末茶を分けて扱っている。
  • 自社製造、OEM、茶卸、輸出商社の複数担当で情報を受け渡している。

このページでは、抹茶、煎茶・玉露、ティーバッグ・粉末緑茶、有機JAS製品を扱います。香料・添加物を含む商品、清涼飲料、菓子は工程と管理項目が異なるため、対象商品を確認して別途設計します。

検査結果・規格承認・輸出手続きの確認状況

原料変更が後工程へ伝わらない

荒茶・碾茶の構成が変わった場合は、試験報告、規格書、表示版、製品引当、書類下書きを再確認に戻します。

国内基準と輸出先基準を混同する

輸出先ごとに情報源、適用日、確認者を記録し、日本国内で使用できることだけで輸出先への適合としません。

買主が承認した版が分からない

製品規格書、表示データ、試験資料を別々に版管理し、買主が確認した版番号を案件へ残します。

有機証明と書類作成を同一視する

確認用下書き、社内確認、認証機関等への正式手続き、発行・差し戻し、輸送会社への引渡しを分けます。

既存の茶業務・貿易システムを残して、必要な部分だけ追加

A.輸出案件との対応確認だけを追加

茶業向け生産・仕入・在庫・販売管理を正しい保存先として残し、商品・原料ロット・試験成績書・規格書版・輸出書類の対応だけをWebで管理します。

B.海外問い合わせ・サンプルから管理

海外買主の要望、サンプル、見積、商品提案、買主承認、受注、製品引当、梱包、書類共有までを一つの輸出案件につなげます。

どちらもカスタマイズ例です。一般的な生産管理・販売管理・貿易管理を一式作り直さず、現在負担になっている確認業務から始められます。

海外問い合わせから輸送引渡しまで、8つの利用場面

  1. 海外問い合わせ・サンプル・見積を一覧で確認する

    商品、輸出先、買主、商談状態、次の確認を案件で整理。

  2. 茶商品・原料ロット・在庫を確認する

    既存台帳を残し、輸出案件に必要なロットを参照。

  3. 荒茶・碾茶から製品までのロット系譜を確認する

    原料構成変更を後工程の再確認へ反映。

  4. 輸出先条件の情報源・適用日・確認者を管理する

    残留農薬、表示、検疫、有機等の確認履歴を保持。

  5. 試験成績書と対象原料ロットを対応付ける

    報告書受領と担当者の利用確認を分離。

  6. 製品規格書・表示版・買主承認を管理する

    メールや印刷データの版違いを防ぐ。

  7. 受注量・製品引当・包装・外装箱を確認する

    数量変更を梱包明細と書類の再確認へ反映。

  8. 輸出書類・証明手続き・輸送引渡しを確認する

    確認用下書きと外部での正式手続きを分離。

操作して確認できる画面構成イメージ

米国、ドイツ、台湾向けの3件の架空輸出案件を用意しています。案件を切り替え、原料構成や規格書版、引当量を変更すると、関連する確認待ちが8画面へ反映されます。

同じブラウザタブ内だけで架空データを一時保持します。実際の検査、適合判定、PDF作成、申請、証明書発行、通知、外部送信は行いません。

シーン1

海外問い合わせ・サンプル・見積を一覧で確認する

海外買主、商品、出発予定、商談状態、確認待ちを案件ごとに一覧化します。

  • 問い合わせから受注まで同じ案件番号を使用
  • サンプル評価と受注確定を分ける
  • 買主の品質・包材要望を記録
  • 未確認は確認待ちとして表示

操作できること:3件の架空案件を切り替え、商談状態と確認メモを更新できます。

画面イメージ:海外商談・輸出案件一覧

この画面で判断すること
どの商品・輸出先で、次に何を確認する必要があるか。

この画面から別タブで操作を試す

シーン2

茶商品・原料ロット・在庫を確認する

抹茶・煎茶の商品情報と、荒茶・碾茶の産地、在庫、引当、確認状態をカードで表示します。

  • 横スクロールを使わないカード構成
  • 有機品と通常品を区別
  • 在庫量と案件引当量を分ける
  • 既存台帳との連携を前提にできる

操作できること:原料ロットの在庫量、引当量、確認状態を更新できます。

画面イメージ:商品・原料ロット台帳

この画面で判断すること
今回の輸出商品に使える原料ロットと在庫はどれか。

この画面から別タブで操作を試す

シーン3

荒茶・碾茶から製品までのロット系譜を確認する

原料ロット、合組・仕上げ・粉砕、製品ロット、輸出案件を同じ流れで確認します。

  • 分割・混合後も元ロットとの対応を保持
  • 原料構成変更を履歴化
  • 変更時は試験・規格・書類を再確認
  • ロット確定と輸出可否を区別

操作できること:原料ロットの追加・除外と、製品ロットの確認状態を変更できます。

画面イメージ:原料から製品までのロット系譜

この画面で判断すること
この製品ロットは、どの原料と工程からできているか。

この画面から別タブで操作を試す

シーン4

輸出先条件の情報源・適用日・確認者を管理する

残留農薬、表示、植物検疫、有機等の項目を、輸出先・商品別に確認します。

  • 顧客側の輸出・品質責任者が確定
  • 情報源と適用日を保存
  • 確認待ち・確認中・確認済み・対象外を区別
  • 輸出可否を自動表示しない

操作できること:確認項目の状態、情報源、適用日、確認者、確認日を記録できます。

画面イメージ:輸出先条件の確認履歴

この画面で判断すること
誰が、どの情報源と適用日を確認したか。

この画面から別タブで操作を試す

シーン5

試験成績書と対象原料ロットを対応付ける

検査機関の報告書、対象原料ロット、製品ロット、担当者確認を別の項目として関連付けます。

  • 報告書受領と社内確認を分ける
  • 試験対象ロットを明示
  • 原料変更時は再確認
  • 適合判断そのものは行わない

操作できること:試験記録の状態、確認者、確認日、メモを更新できます。

画面イメージ:試験報告・対象ロット管理

この画面で判断すること
この報告書はどの原料を対象にし、誰が今回の使用を確認したか。

この画面から別タブで操作を試す

シーン6

製品規格書・表示版・買主承認を管理する

製品規格書、表示データ、言語、買主の回答を版番号で管理します。

  • 規格書と表示版を別管理
  • 買主確認中と承認済みを区別
  • 改訂前後の版を保持
  • 版変更時は関連書類を再確認

操作できること:規格書版、表示版、商品名、原材料表示、買主確認状態を更新できます。

画面イメージ:規格書・表示版・買主承認

この画面で判断すること
買主が確認した商品名・原材料・表示版はどれか。

この画面から別タブで操作を試す

シーン7

受注量・製品引当・包装・外装箱を確認する

受注量、製品ロット引当量、包材単位、箱別入数・正味重量を確認します。

  • 不足状態もそのまま表示
  • 引当確定と箱確定を分ける
  • 数量変更時は書類を再確認
  • 既存在庫・出荷管理と連携可能

操作できること:受注量・引当量と、外装箱ごとの入数・重量・状態を更新できます。

画面イメージ:製品引当・梱包明細

この画面で判断すること
受注量を満たす製品が引き当てられ、箱別明細が確認できているか。

この画面から別タブで操作を試す

シーン8

輸出書類・証明手続き・輸送引渡しを確認する

インボイス等の確認用下書き、社内確認、有機証明等の手続き、輸送会社への引渡しを管理します。

  • 確認用下書きと正式手続きを区別
  • 証明の申請・発行・差し戻しを記録
  • 引渡し済みと出発確認済みを区別
  • 確認済み資料だけを共有

操作できること:書類の下書き・社内確認、証明手続き、輸送引渡し、共有履歴を更新できます。

画面イメージ:輸出書類・証明・輸送引渡し

この画面で判断すること
共有してよい確認済み版と、外部手続きの現在状態はどれか。

この画面から別タブで操作を試す

確認履歴として記録する範囲

海外商談問い合わせ/サンプル準備/サンプル評価中/見積提示/受注/失注
規格書下書き/社内確認中/買主確認中/承認済み/改訂中
原料・製品ロット使用可/引当済み/試験確認中/確定/保留
試験記録試験予定/採取済み/報告書受領/社内確認済み/再確認
輸出先条件確認待ち/確認中/確認済み/対象外
証明手続き対象外/未申請/準備中/申請済み/発行済み/差し戻し/取消
輸送調整中/予約済み/引渡し済み/出発確認済み

試験成績書を受け取ったこと、社内担当者が対象ロットとの関係を確認したこと、規格書が承認されたこと、輸出できることは別の判断です。システムは確認履歴を整理しますが、適合性・表示の適法性・輸出可否を保証しません。

既に茶業務・食品規格・貿易管理システムを導入している場合

食品規格書・商品情報

eBASE、MerQurius等で管理する商品情報を作り直さず、輸出案件と承認版の対応だけを追加できます。

一般的な貿易書類

TradeBook等の貿易管理を残し、茶固有のロット・試験・規格書確認だけを受け渡す構成にできます。

既存製品と機能範囲が重なる場合も、すべてを新規開発する必要はありません。「輸出案件とのロット対応だけ」「規格書版と買主承認だけ」「証明・書類の進捗だけ」など、必要な範囲で構築できます。

輸出案件ごとに管理できる内容

商品・原料ロット・書類の対応

商品名、ロット、重量、包材、買主、輸出先と、規格書、試験資料、インボイス、梱包明細の対応を表示します。

変更後に確認が必要な資料

原料や規格を変更した際に、再確認が必要となる試験、規格書、表示、書類を一覧にします。

現在の茶台帳・試験資料・輸出書類をお聞かせください

  • 月間の海外問い合わせ、サンプル、受注、出荷件数
  • 取扱商品、原料・製品ロットの管理単位と既存システム
  • 残留農薬等の試験項目、報告書形式、対象ロットの照合方法
  • 製品規格書・表示版・買主承認の現在の流れ
  • 輸出先条件を確認・更新・承認する担当者と情報源
  • 有機証明等の対象商品、申請先、現在の記録方法
  • 在庫引当、梱包明細、貿易書類、会計との連携範囲
  • ご予算、導入時期、先に減らしたい照合作業

抹茶・日本茶輸出のロット・残留農薬確認・規格書・輸出書類管理システムについてよくある質問

この業務で確認しておきたい点と、個別開発の進め方・費用・保守についてまとめています。

Q.既存の茶業向け製造・在庫・販売システムを残せますか?

可能です。既存システムを正しい情報の保存先として残し、輸出案件に必要な商品、原料・製品ロット、試験資料、規格書版、書類の対応だけを追加できます。API、CSV、手動登録のどれで連携するかを確認します。

Q.残留農薬基準への適合をシステムが判定しますか?

判定しません。輸出先・商品別の確認項目、情報源、適用日、試験報告書、対象ロット、確認者を記録します。基準への適合や輸出可否の判断は、お客様の品質・輸出担当者、検査機関、関係機関等が行います。

Q.国別の輸出条件は誰が登録・更新しますか?

初期登録は、お客様が現在使用している確認表や確認済み資料をもとに行います。公開後は、お客様側の輸出・品質責任者等が情報を確定・更新し、情報源、適用日、確認者を記録します。

Q.海外の規制情報を自動収集できますか?

輸出可否や適合性の判断に使用する規制情報を、完全かつ最新の情報として自動収集・自動反映する機能は提供しません。公的情報の更新候補を取得する場合も、取得元の利用条件と仕様を確認し、担当者が原文、商品への適用範囲、適用日を確認する補助機能として扱います。

Q.有機証明やCOIをこのシステムから正式発行できますか?

正式発行は行いません。認証機関やTRACES等による正式な申請・審査・発行を本システムで置き換えることはできません。申請準備、外部手続きの進捗、差し戻し、取消、発行結果、受領資料を輸出案件へ記録する構成です。

Q.規格書や表示データを買主へ共有できますか?

可能です。製品規格書、表示版、試験資料を版ごとに管理し、社内確認済みの版だけを買主へ共有した履歴を残せます。表示の適法性や買主の承認内容は担当者が確認します。

Q.抹茶以外の煎茶・玉露・ティーバッグにも使えますか?

可能です。標準例は抹茶、煎茶・玉露、ティーバッグ・粉末緑茶、有機JAS製品です。香料・添加物を含む商品、飲料、菓子は管理項目と規制対象が変わるため別途確認します。

Q.この画面例で実際の輸出書類や証明書を作成できますか?

できません。架空の3案件を使った操作例で、入力内容は同じブラウザタブ内だけに一時保持します。実際の検査、適合判定、PDF作成、申請、証明書発行、通知、外部送信は行いません。

Q.仕様が未定でも、画面例にない業務や一部分だけの開発を相談できますか?

はい。掲載画面は一例です。受付や進捗確認など、必要な部分から開発できます。現在の管理方法とお困りごとを伺い、画面構成をご提案します。初回相談と概略の構成案のご提案は無料です。Excelや帳票があれば参考にしますが、資料がなくてもご相談いただけます。

Q.既存システムとの併用やデータ移行、公開後の機能追加はできますか?

可能です。基幹システム、CRM、Excel、共有フォルダを残し、不足する機能を追加できます。正式なデータの保存先と更新担当・時点を決め、自動連携はAPIや出力機能を確認します。移行は項目の対応、重複・欠損、添付ファイルの状態を調べてお見積もりし、対象を限定する場合があります。公開後の機能追加にも対応できます。

Q.個人情報や社外秘情報を扱う場合、何を確認しますか?

認証、閲覧・更新権限、操作履歴、通信の暗号化、バックアップ、保存期間・削除方法、退職・契約終了時の利用停止を確認します。扱う情報、利用者、社外公開の有無、社内規程、サーバー環境に応じ、必要な対策と運用担当を設計時に決めます。

Q.画面例の全機能が表示価格に含まれますか?複数シーンの費用は合計ですか?

表示価格は「対象範囲例」を中心とした目安で、画面内の全ボタン・集計・通知・外部連携を含む価格ではありません。画面、項目、利用者、権限、通知、履歴などの対象範囲を見積書に記載します。複数シーンは共用機能と追加設計を確認し、初期開発費・月額保守費を算定するため、単純な合計にはなりません。

Q.表示価格は税込ですか?サーバーや外部サービスの費用も含みますか?

表示価格はすべて税別です。サーバー費用、外部API、ファイル保存、メール配信などの利用料は一律に含めていません。必要な費用を初期開発費・月額保守費と分け、正式なお見積もりで消費税を含む合計額をご案内します。

Q.月額保守には何が含まれますか?

不具合の調査・修正、軽微な表示調整、利用環境・外部仕様の変更に伴う確認、運用相談などが対象例です。監視、バックアップ、セキュリティ更新、対応時間は構築先と重要度によって異なり、見積書・保守契約に範囲を明記します。画面や機能の追加は個別にお見積もりします。

Q.月額保守は必須ですか?未契約でもスポット対応できますか?

必須ではありません。未契約でも調査・修正・機能追加を依頼ごとにお見積もりできます。ただし、優先対応、定期確認、対応時間の確保は月額契約と異なり、即時対応を保証するものではありません。扱う情報と業務への影響に応じて選べます。

Q.現在の自社サーバーや会社ドメインを使えますか?

原則として、現在の会社ドメインまたはサブドメインのサーバー内に構築します。PHP・データベース、容量、SSL、バックアップ、外部通信の制限などはこちらで事前確認するため、専門的な仕様を調べてから相談する必要はありません。安定運用が難しい環境では、必要条件と代替案をご案内します。

抹茶・日本茶輸出のロット・規格書・書類管理について相談する

「既存の茶業システムに輸出案件との対応確認だけを追加したい」「試験成績書と原料ロットの対応を確認したい」「買主承認済みの規格書版を間違えず共有したい」といった段階からご相談いただけます。

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