戸建て・マンションのリフォーム会社、地域密着型の工務店、リノベーション事業者様向けに、「集客〜見積〜現地調査〜工事〜アフター」の情報が切れないよう、施主側の見せ方(進捗・写真・資料)と、社内側の履歴(変更・承認・点検)をつなぐ考え方と仕組みの例を紹介します。
対象:リフォーム会社/地域工務店/リノベーション事業/外壁塗装・屋根工事会社
問い合わせは増えているのに、見積や現地調査の段取り、工事の予定、追加変更工事の扱い、定期点検やアフター対応の履歴が担当者ごとに散らばり、追いきれなくなる。
そんな状況を前提に、施主マイページ(顧客ポータル)やタブレット入力を入口に、工程表・施工写真・図面/仕様書・保証書まで一続きで見返せる形へ、どこから手を入れると回しやすいかをまとめます。
次のような状況のリフォーム会社・工務店様を主な対象としています。
問い合わせフォームの内容をメールで受け取り、社内の見積台帳へ転記して運用していると、情報が分断されやすくなります。結果として、「いつ・誰から・何の依頼だったか」を探す時間が増え、折り返し漏れの原因にもなります。
写真は充実していても、「金額帯」「工期」「工事範囲」「住まいの種別(戸建て/マンション)」「築年数」など、検討者が知りたい条件が揃っていないと、意思決定の助けになりません。結果として、問い合わせにつながる導線が弱くなりがちです。
「ドアの建付け調整」「クロスの剥がれ」「水漏れチェック」などの小工事・アフター対応が、電話メモや担当者の記憶中心だと、長期の関係づくりに活かしにくくなります。点検や買い替え提案のタイミングも、勘に頼りやすくなります。
既存サイト・ポータル掲載・チラシ集客などと組み合わせながら、「問い合わせ〜現地調査〜工事〜アフター」までをWeb上でも追いやすくする仕組みを組み合わせていきます。
キッチン・浴室・トイレ・外壁・屋根・全面リフォームなど、工事種別に応じて必要項目を整理した見積・相談フォームを作成します。
入力内容は案件一覧に自動で蓄積し、工事種別・エリア・希望時期・予算帯などで絞り込みできる形にします。
ポータルサイトやチラシ・広告からの流入も同じフォームへ集約しておくと、入口が増えても管理が回らなくなりにくいです。
受付の自動返信には、現地調査までの流れや当日の準備事項を入れておくことも可能です。
営業担当・現場監督の空き枠を登録し、お客様が希望日時を選んで予約できるカレンダーを用意します。
仮予約〜確定までのやり取りをメールで自動化し、日程調整の往復を減らします。
既存のグループウェアやカレンダーと連携し、「二重予約を避けつつ、Webから空き状況を出す」形も検討できます。
現地調査後の打合せやショールーム案内にも同じ仕組みを使えるようにすると、運用ルールが整理しやすくなります。
施工事例を「工事種別」「戸建て/マンション」「築年数」「家族構成」「工事金額帯」「工期」などで絞り込めるようにします。
Before / After の写真だけでなく、お客様の声、担当者コメント、採用商品情報なども項目化して掲載します。
検討者が「自分と近い条件の事例」を見つけやすくなり、問い合わせ前の不安(費用感・工期感)を減らしやすくなります。
イベントや相談会で紹介した事例とWeb上のページを紐づけておくと、後日のフォローにも使いやすくなります。
OB顧客向けに、アフター依頼フォームを用意し、軽微な修繕・点検・追加工事の依頼をWebから受け付けます。
依頼内容は顧客ごとの履歴として蓄積し、「いつ・どの部位を・どのように対応したか」を一覧で確認できるようにします。
点検時の写真やメモも同じ履歴に紐づけて残せるようにすると、担当が変わっても状況を把握しやすくなります。
さらに進める場合は、保証期限の管理や定期点検の案内にも広げられます。
住まいのお手入れ方法、補助金情報、季節ごとのメンテナンスチェックリスト、感謝祭・相談会などの情報をまとめたページを用意します。
ハガキやメールでは伝えづらい写真・動画・詳細説明をWeb側に集約し、「詳しくはこのページへ」と案内できる状態を作ります。
イベント申込フォームと連動させれば、来場者リストや案内送付の履歴管理にもつなげられます。
OB顧客との接点を細く長く続け、次のリフォームや紹介につなげていく土台になります。
部門や用途別の「ダッシュボード画面イメージ」を紹介したページです。
見積・相談フォームの内容を案件一覧で管理し、工事種別やエリア、希望時期ごとに優先順位を付けてフォローすることで、「返事が遅れて他社へ流れる」「対応の抜けが出る」といったリスクを下げられます。
予約カレンダーと施工事例管理を組み合わせると、「どの案件を事例として残すか」「いつ写真・コメントを集めるか」を日常の運用に組み込みやすくなります。事例が増えるほど集客の質も上げやすくなります。
アフター履歴やイベント参加履歴を整理しておくと、「次に提案すべき点検・メンテナンス」「相性の良いキャンペーン」などを考えやすくなります。リピートや紹介の土台づくりに助けになります。
まずは案件管理や施工事例の整理から始め、運用に慣れてきた段階で次のような拡張も検討できます。
現在の集客経路(ポータル・チラシ・紹介など)や、見積〜現地調査〜工事〜アフターの管理方法をヒアリングし、整理したいポイントを洗い出します。
「まずは問い合わせと案件管理から」「施工事例の見せ方から」など、最初に手を付ける範囲を決め、画面構成・項目案を固めます。
フォーム項目・案件フロー・施工事例の登録単位などを具体化し、デザインを含めた画面案としてまとめます。
内容をご承認いただいたうえで実装し、テスト環境で案件登録〜閲覧〜更新の一連の流れを確認しながら微調整します。
本番サイトへ反映し、社内向けの運用マニュアル(案件登録ルール・施工事例の書き方など)も整えたうえで運用開始となります。