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供花・弔電・参列・芳名録(芳名帳)・返礼をまとめて扱う「受付と名寄せ」

Webシステムのカスタマイズ制作

供花や弔電の申込、参列者情報、芳名録、返礼の下書きは、同じ氏名でも表記ゆれが出やすく、確認が重なりがちです。
電話・FAX・フォーム・メールが混ざると、「同じ人の申込が二重になっていないか」「返礼の対象は誰か」「当日チェックに何を持っていくか」が追いづらくなります。
このページでは、申込受付から名寄せ、芳名録と返礼の下書き、当日の受付チェックまでをつなげる流れを、画面モックで紹介します。 会館の運用に合わせて項目・警告の出し方・一覧の見せ方まで調整しながら制作します。

供花・弔電・参列・芳名録・返礼をまとめて扱う受付と名寄せ

こんな現場業務の方に向いています

  • 供花・弔電・参列の申込が複数経路で来て、二重受付の確認が増えている。
  • 氏名の表記ゆれ(旧字・かな・会社名ありなし)で名寄せが毎回手作業になっている。
  • 芳名録と返礼の下書きを、当日直前に慌てて作り直すことがある。
  • 返礼対象の判断(参列/辞退/供花のみ等)が人によって揺れやすい。
  • 当日受付のチェックが紙中心で、修正が入ると情報が追いつかない。
  • 会館が複数あり、どの申込がどの式に紐づくか迷う場面がある。

このページで扱うシーン

ここで挙げるシーンは、下の「ダッシュボード(画面)構成イメージ集」の画面に対応しています。

1分でわかる運用シナリオ

受付の結果が、どこにどう残るかを3パターンで短く確認できます。

供花・弔電:申込→名寄せ→芳名録下書きまで

申込名寄せ候補芳名録下書き返礼対象CSV/PDF
申込受付フォーム/電話入力を同じ一覧へ。
名寄せ確認候補だけ確認して確定。
芳名録下書き氏名・肩書・供花/弔電を反映。
出力印刷/PDF/CSVで共有。
結果物(例)
名寄せ候補リスト(例)
候補ID,元データ,理由
N-014,山田太郎/ヤマダタロウ,カナ一致
N-021,佐藤花子/佐藤 花子,空白違い
芳名録下書き(例)
山田 太郎 様(供花:白百合)
佐藤 花子 様(弔電)
…

参列受付:名寄せ→当日チェック→返礼不足の警告

申込名寄せ当日チェック不足警告履歴
申込集約参列/辞退/供花のみを同じ台帳に。
名寄せ会社名や旧字を統一。
当日チェック来館/辞退をタブレットで記録。
不足警告返礼の不足や重複を表示。
結果物(例)
未確認一覧(例)
氏名,式,状態
鈴木 一郎,1/18,確認待ち
田中 商事,1/18,名寄せ候補
返礼対象CSV(例)
氏名,区分,返礼
鈴木 一郎,参列,会葬礼状+返礼品
田中 商事,供花のみ,礼状のみ

返礼・芳名録:対象抽出→会葬礼状→最終出力

対象抽出会葬礼状当日修正確定印刷/出力
対象抽出参列/供花のみ等で自動分類。
礼状作成テンプレへ差し込み。
当日修正追加/辞退を反映。
出力印刷/PDF/CSVを用意。
結果物(例)
会葬礼状テンプレ(例)
このたびはご多忙のところ…
ご会葬賜り厚く御礼申し上げます。
最終出力CSV(例)
氏名,礼状,返礼
山田 太郎,印刷,返礼品あり
佐藤 花子,印刷,なし

クリックで流れを追えるミニデモ(疑似遷移)

※実装前の共有用に、画面遷移の雰囲気と「何が残るか(結果物)」を切り替えて見られるようにしています。実際の運用に合わせて、項目や導線は変えられます。

1.受付
表示中:供花・弔電

右側の「結果物」が切り替わります。画面は参考用のモックです。

供花・弔電:受付するとどう残るか

申込情報が式ごとの一覧に入り、名寄せ候補が自動で付きます。

申込ID: O-1812
式: 1/18
名寄せ候補: 2件
状態: 受付→確認待ち

供花・弔電:名寄せ確定で何が変わるか

同一人物が1つにまとまり、芳名録の下書きが作りやすくなります。

名寄せ確定: N-014
統一表記: 山田 太郎
紐付け: 供花1 / 弔電0

供花・弔電:芳名録下書きはどうなるか

式ごとの芳名録に反映され、返礼対象も同時に準備できます。

芳名録(下書き): 42件
返礼対象: 31件
要確認: 3件

供花・弔電:出力するとどう使えるか

印刷/PDF/CSVで出せるので、会館内共有や外注が楽になります。

export: meibo_2026-01-18.csv
rows: 42
last_updated: 2026-01-17 18:20

参列:受付が集まるとどう見えるか

参列・辞退・供花のみなどの区分が一覧で揃います。

参列申込: 58件
辞退: 9件
供花のみ: 14件

参列:名寄せで起きること

会社名あり/なし等を統一し、当日の二重受付を避けられます。

名寄せ候補: 6件
確認待ち: 2件

参列:当日チェックで起きること

来館チェックが即反映され、返礼不足がその場で見えます。

来館: 41
未来館: 17
返礼不足アラート: 2件

参列:履歴/CSVで残るもの

受付名寄せの履歴と返礼対象CSVが出力できます。

export: henrei_target.csv
rows: 55
note: 辞退は除外

返礼:対象抽出で残るもの

参列/供花のみ等を条件で抽出し、対象一覧が残ります。

条件: 参列 OR 供花
対象: 55件
除外: 12件

返礼:礼状作成で残るもの

テンプレに差し込みされ、下書きが履歴として残ります。

礼状下書き: 55件
テンプレ: kaishou_v2

返礼:当日修正の反映

当日の追加/辞退の変更が礼状と対象に反映されます。

変更: +3 / -1
最終対象: 57件

返礼:出力の結果物

印刷用PDFとCSVが作れます。

export: kaishou_57.pdf
export: kaishou_57.csv

会館で起きがちな運用上の課題

パターン1: 申込が分散し、同一人物かどうかの確認が増える

供花はフォーム、弔電は電話、参列は別の窓口など、入り口が増えるほど名寄せが追いつきません。
結果として、確認の電話やメールが増え、返礼の判断が遅れやすくなります。

パターン2: 表記ゆれで芳名録が揺れ、直前に修正が連鎖する

旧字、かな表記、会社名の有無などで名簿が揺れると、芳名録と返礼の両方に影響します。
「どれが正か」「誰が確定したか」が残らないと、直前に同じ確認が繰り返されます。

パターン3: 返礼対象の判断が担当者依存になり、抜けや重複が出る

参列辞退、供花のみ、弔電のみなど、返礼の判断はケースが多いです。
ルールの確認と履歴が残れば、判断の揺れが減り、差し戻しも起きにくくなります。

パターン4: 当日受付の更新が追いつかず、どれが「最新」かわからなくなる

当日になると変更が入りやすく、紙と口頭だけだと更新が追いつきません。
タブレットでのチェックと件数の見える化があると、現場の迷いが減ります。

ダッシュボード(画面)構成イメージ集

画面は検討用のイメージです。実際は、会館の受付手順・返礼ルール・当日の動きに合わせて、必要な範囲を設計し、カスタマイズで制作します。
見せ場は「名寄せ候補の警告UI」「件数推移」「当日チェック」です。まずはこの3点が見える形から始めやすいです。

シーン1

供花/弔電申込(スマホ)

供花・弔電の申込を、式(案件)にひも付く形で受け付けます。
氏名と読み、連絡先、区分(供花/弔電)、名札や差出人表記など、後工程に必要な要点だけを先に受け取る想定です。

  • 申込区分(供花/弔電)
  • 差出人(氏名・読み・会社名)
  • 名札/表記メモ(任意)
  • 連絡先(確認待ちのときに使う)

画面イメージ:供花/弔電申込(スマホ)

この操作の結果
申込が一覧に入り、名寄せ候補(同じ参列者の可能性)が自動で付きます。

画面イメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン2

申込一覧(名寄せ候補・確認待ち)(PC)

申込を一覧で見ながら、名寄せ候補や確認待ちを前に出します。
「似た名前」「同一連絡先」「会社名の有無」など、候補を警告表示にして、確認の順番が迷いにくい形にします。

  • 名寄せ候補の警告(候補理由も表示)
  • 確認待ち(連絡中/折り返し待ち)
  • 件数推移(当日までの増え方の目安)
  • 式(案件)別の絞り込み

画面イメージ:申込一覧(名寄せ候補・確認待ち)(PC)

この操作の結果
名寄せ候補の確認待ちがまとまり、当日の二重受付を避けやすくなります。

画面イメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン3

芳名録/返礼下書き(PC)

名寄せ結果を踏まえて、芳名録と返礼の下書きを作ります。
表記確定の履歴が残ると、当日直前の修正が短く済み、返礼対象の判断も揺れにくくなります。

  • 芳名録の並びと表記確定
  • 返礼区分(参列/辞退/供花のみ等)
  • 保留(確認待ち)だけ抽出
  • 作成率の可視化(ドーナツ)

画面イメージ:芳名録/返礼下書き(PC)

この操作の結果
芳名録の下書きに反映され、返礼対象も同時に抽出できます。

画面イメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

シーン4

当日受付チェック(タブレット)

当日はタブレットで受付チェックを回し、参列状況をその場で反映します。
事前申込と当日追加が混ざっても、名寄せ候補の警告が出れば、現場判断がしやすくなります。

  • 当日チェック(来館・辞退・未確認)
  • 名寄せ候補の警告(その場で統合/保留)
  • 件数推移(時間帯別の増減)
  • 返礼対象メモの更新

画面イメージ:当日受付チェック(タブレット)

この操作の結果
当日の受付チェックが即反映され、返礼の不足や重複が警告されます。

画面イメージはPC、タブレット、スマホ横向きでご覧ください。

Webシステムでどう回しやすくするか

  1. 1. 入口を「式にひも付く申込」にまとめ、情報の散り方を減らす

    供花・弔電・参列が別経路でも、同じ式へ集まる形にすると、一覧で追えるようになります。

  2. 2. 名寄せは「候補を出して、確認の順番を作る」

    自動で決め打ちせず、候補理由を添えて警告を出すと、確認が短く済みます。

  3. 3. 芳名録と返礼は「下書きの段階」で保留を見える化する

    確定と保留を分けておくと、当日直前の修正が連鎖しにくくなります。

  4. 4. 当日はタブレットでチェックし、現場で起きた更新を戻せる形にする

    紙の控えは残しつつ、実態の更新はタブレットに寄せると、情報差が縮まります。

  5. 5. 既存システムがある場合は、一覧と出力の接続から始める

    CSV出力や取込の形に合わせ、まずは「名寄せと当日チェック」の範囲から作る進め方も可能です。

小さく始めるならどこからか

いきなり広げず、確認が増えているところから入れる方が進めやすいです。
初期は、次の2〜3点から始めるケースが多いです。

  • 申込一覧(名寄せ候補・確認待ちの見える化)
  • 供花/弔電申込(最低限の項目で先に受け取る)
  • 当日受付チェック(タブレットでチェックと件数推移)

運用が落ち着いてから、芳名録/返礼下書きの精度を上げたり、返礼ルールの分岐や帳票出力の範囲を広げたりする流れが現実的です。

ご相談いただくときのポイント

ご相談時には、次のような情報があると話を進めやすくなります。

  • 供花・弔電・参列の受付経路(電話/FAX/フォーム/紹介など)。
  • 名寄せで困る表記ゆれのパターン(旧字、会社名、かな、連名など)。
  • 返礼の判断ルール(参列辞退、供花のみ等の扱い)。
  • 当日受付の運び方(紙中心か、タブレット併用か)。
  • 既存システムの有無と、連携の希望(CSV出力・API等)。

葬祭・式場・会館向けの全体像は、 葬祭・式場・会館向けWebシステム活用アイデア でもご覧いただけます。

葬祭・式場・会館業務のWebシステム制作について相談したい方へ

「名寄せ候補の確認が多い」「返礼の下書きが直前にひっくり返る」「当日受付の更新が追いつかない」など、今の困りごとから一緒に詰めていけます。

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